幸せの覚悟はあるか?
私は幸せです。
それは、家族がいて、仕事があって、趣味があるから、ではなく、「どんな状況でも幸せでいること」の覚悟を決めているから。
例えばとても大好きな人が私から離れていったり、経済的に厳しかったり、もし何かの病気になったとしても、「私は幸せだ」ということです。
多くの人が誤解していますが、幸せは外的条件とは関係ありません。「恋人がいれば幸せなのに」「月に〇〇万収入があれば幸せなのに」という話ではないのです。
どんなに金持ちでも、どんなに容姿がよくても頭がよくても、幸せでない人がいます。お金がなくても、いろいろなものがなくても、幸せな人は幸せですよね。
幸せというのは、幸せに「なる」のではなく、幸せな状態に「いる」かどうか。「DO」ではなく「BE」なのです。
どんな状況であっても私はいつも幸せな状態にいると覚悟を決めればいいだけの話です。
決めれば、世界が動きます。
しかし、あなたは信じないかもしれませんが、世の中には一定数、不幸でいたい人たちがいます。その方が何かと都合がいいからです。
ちょっと不幸な方がみんなに大事にしてもらえる。ちょっと不幸な方がみんなから注目される。ちょっと不幸な方が上手くいかなかったときの言い訳にできるから。
自分で勝手に「親より幸せになっちゃいけない」と足枷をつけている人もいます。
もしあなたが幸せの覚悟を決めたくないのであれば、どうしてそうしたくないのかを考えてみてください。
それに、せっかくこの世に生まれてきたのですから、ポジティブ感情だけでなく、「怒り」「悲しみ」「恨み」「そねみ」「苦しみ」「悲痛」「否定」「嫉妬」などの感情も味わいたいですよね。こういう感情は、きっと地球にいる間でしか味わえないんじゃないかと思います。十分味わいましょう。
ネガティブな感情も大事です。夜中に1人大泣きしたり、苦しんで「ゔ~~!!」ってなったり。積極的に味わいたくはないけれど、それでも経験してよかった感情です。
私は、「もういいかな~」と思ったので、「私は幸せだ」という覚悟を決めました。ただし、幸せの覚悟を決めたとて、人生のいろいろな出来事は普通に起こります。出来事は起こりますが、受け取り方が変わります。
もし、これを読んでいる人の中で、「私もそういう感情はもう十分味わったし、お腹いっぱい」という人がいたら、一緒に覚悟を決めませんか?
覚悟を決めると、もう言い訳はできません。後戻りできません。不幸にもなれません。人生で起きるさまざまな出来事を他人のせいにできません。それでもいいですか??
せーのっ!!