日本でも普及してほしい野菜、ヒカマ
私がアメリカで大好きな野菜の一つがヒカマです。
見た目は円盤型のジャガイモのようですが、お味は、ほんのり甘くて、みずみずしく、シャリっとした食感が二十世紀 ナシに似ています。
ヒカマは、昔からどこでも売っている安価な野菜ですが、近年その健康効果が注目されています。
その理由が、豊富な食物繊維の質と量です。
100gに約6g、ごぼうに匹敵する量を含み、その多くがイヌリンです。
イヌリンはほんのり甘い水溶性食物繊維で、腸内細菌の餌となって、健康効果の高い酪酸塩を作ります。
酪酸塩は、腸壁から吸収されて、血圧を下げて血流を良くし、免疫機能を維持、大腸癌を含む癌および糖尿病や肥満を防ぎます。
生で食べられるヒカマにはビタミンCと水分補給にも最適です。
つまりヒカマは、体の中も外も若返らせるスーパーフードなのです。
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