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Olloとの出会い

株式会社Ollo(オロ)の取締役会長に就任して2週間経ちました。社内の打合せはもちろん、社外との打合せにも参加するようになりましたが、まだまだ単語レベルでもわからないことが多いので、ひたすら勉強です。2月中には一人でも営業できるレベルにならないと。

運命の(?)出会い

Olloとの出会いは、昨年10/5(木)にまで遡ります(遡るといいつつ、まあまあ最近のことですね)。私がかつて在籍したボストン コンサルティング グループ(BCG)は毎年10月に卒業生(アラムナイ)を招くパーティを開催しています。以前は結構まめに参加しており、それこそ二次会の幹事を自主的にやっていたりしたのですが、この5年ほどはご無沙汰しておりました。

しかし今回は弥生を退任してからの引き継ぎとリセットも終了し、今後について考えるタイミング。久しぶりにみんなと話したいなということで、参加することにしました(決してどら焼き目当てではありません、笑)。

そこで久しぶりに出会ったのが、同じくBCGアラムナイである沖野さん。取締役をやっている面白いベンチャーがあるから見にこない? とのこと。その後お誘いに甘えてOlloの本郷三丁目のオフィスに伺ったのが、11/2(木)のことです。創業者であり、CEOである川合さんとはここが初対面。

早速デモを見せてもらったのですが、見てすぐに、これはすごいと思いました。と同時に、あ、これがご縁だな、とも。今後の方向性として、これまでの経験を活かすために、ソフトウェアに関わる仕事をしていきたい、一方で、これまでよりも活動の領域を広げ、何らかグローバルに関わる仕事をしたい、そして、AIに関わる仕事をしたいとお話ししましたが、ソフトウェア × グローバル × AI、これを完璧に満たしていると感じました。

ビジネスをしていると、ご縁を感じることがあるというのはブログでも度々お話ししたこと(例えば、これとかこれとか)ですが、今回もまさにご縁を感じました。

強烈にご縁を感じるのは、実は私が弥生の社長になるきっかけもまた、BCGアラムナイ・パーティだったということ。2007年10月のことですが、ちょうど新しく弥生の株主になったMBKパートナーズ(当時)のSさんもまたBCGアラムナイ。当時私自身が自分の会社で弥生会計を使っていたことがあり、何かあればお手伝いしますよ、とお声がけしたのがきっかけです。

そういった意味で、BCGには本当に足を向けて寝れませんね。

株式会社Olloってどんな会社?

さて、肝心のOlloですが、一言で言えば、AIのスタートアップ。創業は2019年ということで、社歴としてはもう5年になりますが、まだまだ若く、小さい会社です。

若いというのは会社もそうですが、メンバーもです。エンジニアは皆20代。CEOの川合さんも30歳ちょっとですから、私はかなり平均年齢を引き上げることになります(苦笑)。

AIの第一人者として様々なところで活躍されている東京大学の松尾教授の松尾研究室出身メンバーで立ち上げたスタートアップということで、オフィスも本郷三丁目にあります。スタートアップらしく、雑居ビルの1フロアです。

上ではご縁と書きましたが、さりとて、ご縁だけでOlloを選んだわけではありません。決め手は技術力。Olloは工場での作業を高精度に解析する画像認識ソフトウェア「Ollo Factory」を開発・提供していますが、このOllo Factoryがすごいんです。何がすごいか、それは次回以降お話ししたいと思います(出し惜しみ、笑)。


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