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2020ドイツ→イギリス移住 7月中旬目指して家探し

夏休みに入って、夫も子どもたちも学校のきりがつく7月に引越しすることを決めました。コロナでどうなるかさっぱりわからないので、できないかもしれない。でも、とにかく7月を目指します。

それに向けて家探しです。イギリスからドイツへ引っ越す時には3往復して家を決めました。家を実際にみないことには契約させてもらえないので。

余裕をもって6月には家を確保しておきたいと思い、4、5月は家探しです。でも、コロナ真っ只中。ロックダウンで、街はゴーストタウン化しているし、国境を超える移動も制限されています。飛行機は飛んでない。家を見に行ける状況ではありません。

そのころ、ロックダウンのため、不動産屋は実際に家を見せることなくビデオでの内覧だけで契約するやりかたに切替えていました。つまり、私たちも、イギリスに行くことなく契約までこぎつけることができる。

そりゃ、実物を見たいですけどね。実物を見ないまま契約することはすごく不安でもあります。でも英独往復を何回もしなくてもいいということが助かるのも事実・・・。契約後、家をみて気に入らなかったら、契約期間だけ我慢して引っ越すだけのこと・・・と覚悟を決めました。

次の関門 契約交渉

気に入った家が見つかったら、次の関門は契約交渉です。こっちが気に入っても大家さんが私たちのことを気に入ってくれなくては契約できません。

申し込んだ時点で、クレジットチェックされます。でも、私たちは、クレジットチェックは絶対不合格なのです。4年間イギリスにいなかったので、イギリスでの履歴がクリアされてしまって、データなしで「審査不能」で不合格になっちゃう。

雇用されていれば会社が保証人になってくれるけど、私は、自営業。5月1日付でイギリス法人を設立して、一応CEOですけど、実績ない会社のCEOでもなんの役にも立たず。笑

夫はイギリスでの職を確保し、雇用されることになっているのですが、彼のお給料は家賃よりずっと低い・・・・・・・・・・。汗

だから、一般のプロセスでは審査に通らないことは最初から覚悟していました。

なので、こちらからオファー。
「6ヶ月分家賃を一括先払いするけど、どう?」
不動産屋は、
「それは素晴らしい提案だね。」
とフレンドリーに言います。

そして、こう言うのです。
「でも、逆に、何ヶ月までなら払える?」

そうくるか!・・・と思いましたが、とっさに、
「12ヶ月」
と答えてしまいました・・・・・・・・・・・・・。汗汗汗

不動産屋は喜んで、
「それはいいね。12ヶ月先払いっていうことで大家さんと交渉するよ」
・・・と。汗汗汗汗汗汗

まあ、そんなかんなで、めでたく交渉成立し、12ヶ月分、どーんっと支払いましたよ。見たこともない家に。会ったこともない不動産屋で。「ええい、もってけ泥棒!」って気分。

数百万なんていう大金を普段扱うことがない庶民ですので、ビクビクしながら送金。あまりにも緊張しすぎて、大ミスをやらかします。家賃12ヶ月分+前金を送金したあと、続けて別件の仕事関係の送金をして、7万円したつもりが、700万円送ってしまった・・・という大失態。(速攻で銀行に電話して手続きをストップさせました。大汗)

家を見に行く

なにはともあれ、めでたく6月1日づけで家を借りることができました。そのころ、やっとロックダウンがゆるまり、学校も分散登校で再開されるようになりました。国境を超える移動もなんとかできるようになったので、荷物を運びがてら家を見にイギリスへ。

数百万円払ってしまった家。見たこともない家。3年契約だから、気に入らなくても3年は住まなければいけない家。ドキドキワクワクしながらロンドンへ・・・。

家は・・・・、

すばらしかった。もうここに永住してもいい!・・・と初めて思えた家でした。ロンドンだというのに、大きな庭があって、この広さがあれば庭で木工や石彫のワークショップができる!・・・と夫の夢が膨らみます。夢が膨らみすぎて、興奮しちゃって、その晩は夜通しその夢を語る夫に付き合って寝不足になるほど・・・。

このあとコロナがどうなるかわからないし、規制も日々変わっていました。規制が緩んだすきにイギリスへ行ったのですが、あと1日スケジュールが遅れていたら、2週間の自宅隔離が義務付けられていたところ。ギリギリセーフで自宅隔離を逃れられた絶妙なタイミングでした。

家は確保できた。でも、ほんとに7月に引越しできるかはコロナ次第。未確定要素が多すぎるーーー。笑


おまけ

大家さんは、日系人で、川崎市在住。これもご縁でしょうか。笑



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