知らなくてもいい、失敗してもいい

スイス滞在中です。

２週間前には、１ヶ月の日本一時帰国から戻ってきたところ。なんだか旅が続く。一時帰国中も思っていたのだけど、実は、私は旅がそんなに好きじゃない。笑

私の旅は、いつも、仕事とか、カンファレンスとか、会いたい人に会いに行くとか、何かしら目的がある。知らない土地に行ってみたいとか、観光とかで、純粋に旅を楽しむというより、やりたいことのために仕方なく移動するという感じ。

旅って、好きな人が多いけど、なんで私は好きじゃないんだろう。考えてみると、まず、面倒臭いから・・・だと思う。笑

電車とか、目的地への行き方を考えるのが面倒。バスとか路面電車とか、乗り方も地方独特だったりすることもあり、「どうやって乗るの？」というところから考えるのが面倒くさい。

でも、まごまごするのは嫌だし、間違えたり失敗するのも嫌だ。だから用意周到に下調べをしないと出かけられない。調べているうちに面倒くさくなって、「もう行かない！」って思っちゃうことも多々ある。笑

旅先では私は旅人。その土地の人間じゃないから、知らなくたって当たり前。知らないから人に聞けばいいんだけど、知ってるふりをしたがる。笑

よく言われる。「華代さんはなんでも完璧にこなしちゃう」って。

そんなことはない。完璧じゃないから、一生懸命準備したりして間違えないようにしてるだけ。その根っこのところは、「間違えたらカッコ悪いなー」と思ってる弱い自分。「知りません」と言えない自分。間違えたら格好悪いと思ってる自分。

「間違えたらカッコ悪いなー」「知らないってカッコ悪いなー」って思ってる自分のほうがカッコ悪い。知らないことを知ってるふりして取り繕ってるほうがカッコ悪い。

つまり、カッコ悪い自分を隠さないほうがカッコいいのだ。笑

だから、今回の旅の目標はこれ。

・まごまごしてみる。
・「知らないから教えて！」と聞きまくる。

そう言いながら、明日の日程はしっかり予習済み。
失敗する隙を、自分に与えたいところ。苦笑