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2020年最大のミラクル

ドイツからイギリスへ移住のミラクル、ドイツ在住時のミラクルなどをこれまでの記事で書いてきました。


でも、今年は、もっと大きな、他のミラクルがかすんでしまうほど大きなミラクルがおきました。イギリスへ帰ることになったのも、それが発端。この最大のミラクルから雪崩のように次から次へと連鎖反応していった感じです。

冷えたパートナーシップ

それはパートナーシップのことでした。夫とはもう17年一緒にいます。彼は天才です。才能のある人です。ただ、天才と○カは紙一重。社会不適応だと思える点もあり、発達障害傾向もあります。そんな彼の引き起こす問題で、夫婦である私にも火の粉が飛んでくるので本当にしんどい。夫の人権侵害、他の人のプライバシー侵害にもなりかねないので、詳しいことを書くのは控えますが、事情を知る友人たちは「もう離婚したほうがいい」「かよちゃんをそんな目に合わせるなんて許せない」と、私のために、私以上に激怒していました・・・。

そんな状態を長年続けてきて、離婚を本気で考えたことも数知れず。喧嘩もたくさん。

私の長年のトラウマ

2019年末あたりから、私は昔のトラウマが蘇ってきて苦しんでいました。17年も前のことですが、アメリカで犯罪の被害にあいました。それがトラウマになっています。もう乗り越えたと思っていたのに、怖くて震えがとまらない、人の存在が怖い、一人で外を歩けない、人が私をみているだけで恐怖で涙がでてくる・・・そんなトラウマの障害が再発していたのです。

その出来事は、夫と出会ってから起きたことなので、夫は全て知っています。その後17年間、夫はずっと私と暮らしてきて、彼は彼なりにサポートしていたつもりでしたが、私にとっては十分ではありませんでした。なんで、私を守ってくれないの。なんで、怖いって言ってるのを本気でうけとめてくれないの、なんで心配して対策してくれないの・・・って。

感情爆発

トラウマによる障害がマックスに達し、日常生活にも影響が出ていた2020年年始。他にもいろいろショックな出来事があり、私の感情が爆発しました。

でも、出てきたのは「なんで、私を守ってくれないの!」・・・というような、彼を責める怒りではなかったのです。その中にある、私の本当の気持ちがぽろっと出てきました。

一緒にいてほしい。
あなたにそばにいてほしい。
他の誰でもない、あなたに、守って欲しい。

自分でびっくりでした。守ってくれないことを怒って「嫌!」って思っていたのだけど、そうか、実は私は彼のことが好きだったから「守ってくれない」って怒ってたんだ。本当の気持ちは怒りじゃなくて「好き」だったんだ。自分の本当の気持ちがわかったら、それを覆い隠していた怒りなどは吹き飛びました。だから、本心のところをそのまま伝えました。「好きだから一緒にいてほしい」「あなたが好きだから、あなたに守って欲しい」と。

恋愛関係

自分の本当の気持ちに気づいてそれを素直に伝えた。それだけのことなのですが、私たちのパートナーシップが180度変わりました。突然、まるで出会った頃のような恋愛関係になったのです。

そういえば、恋愛って、ただ一緒にいたいから会っていたなあ。何をするかは問題ではなく、ただ一緒にいるのが目的で。結婚すると、何をするかのほうが目的になってしまう。ああ、恋愛ってこういうものだったわねえーと、何十年も忘れていた感情を思い出しました。

でも、私たちは、出会ったばかりではありません。出会ったばかりの恋愛時期は、お互いのことをよく知らず、理想を夢みて世界が薔薇色になる。でも、私たちは一緒にいて17年です。当然、嫌なこと、問題、苦しみを経験してきています。理想ではなく、過酷な現実を乗り越えているし、相手の嫌なこともたくさん知っているのです。それこそ、離婚の原因になるようなことも。

そんな諸々の問題点を熟知したうえで、私たちは、今、出会った頃のように薔薇色なのです。ただ一緒にいたいから一緒にいる。しかも、嫌なことも知ったうえで一緒にいたいと思う。しかも、2020年初めのその一瞬の変化から、その気持ちはどんどんあたたかく育ってきています。

ミラクルが起きた理由

こんなミラクルが起こるなんてびっくりでした。こんなミラクルがあるということも驚きでした。

ミラクルの原因として思い当たる節はいっぱいあるのです。いろんなことの複合要因で相乗効果で起きたミラクルです。いままで、学び、準備してきたことがこのミラクルを引き起こしたとはっきりわかるのです。

じゃあ、どうしたらこんなミラクルが起きるのか?・・・どうやったらそんなミラクルが起こせるのか?・・・知りたいですか? 笑

それについては、おいおい、書いていきますね。





すき


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