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明日は大晦日。
バタバタして、「ありがとう」も言えないまま新年突入するのも悲しいので、今のうちに感謝の気持ちを言葉にしておきたい。


2023年は年初から「別居婚したい」と思っていた。爆弾のようにその思いを口から発してしまったあと、3ヶ月で別居、離婚手続きへとすんなり進んだ。(まだ離婚申請中で、離婚成立していないので「元夫」ではなく「夫」のまま。)

離婚という話になると、親権や財産のことで揉めるのが通例。でも、私たちの場合、離婚に関して争いは一切ない。素直に同意してくれ、手続きに応じてくれている夫を心からありがたいと思う。いろいろ問題はあるけれど、根っこのところは本当にいい人だ。それは出会ってから現在まで疑いがない。離婚のところも、善の気持ちで対応してくれていることに心から感謝。

一緒に暮らしているときには、かなり問題もあったけれど、大切な息子たちの、唯一の父親であることには違いない。息子たちが生まれてきたことも、とても素晴らしい息子たちに育ったことも、私一人ではできなかった。どれだけ感謝してもしきれない。

結婚生活にはいろいろあり、どんな夫婦だって楽あり苦あり。私たちも、冷戦期もあり、ラブラブ期もあり。激動がなかったら、泥沼のあとにラブラブに戻ることもなかった。人生は波があるからこそ楽しい。

夫は、仕事は続かないし、嫌なことはとことん拒否する。そんな夫にふりまわされた20年だったけれど、だからこそ、自分では絶対に選ばない人生を経験できた。仕事も収入もなく夫が学生になるために言葉もわからないドイツに引っ越すとか、無茶なことをたくさん。その無茶なことに振り回されたとも言えるけど、無茶な面白い経験を乗り越えるのに一緒にいてくれた。ひとりではやらなかったし、ひとりじゃできなかった。皮肉でもなんでもなく、私の人生をとんでもなく面白くしてくれたのは夫ありき。面白い人生バンザイ。面白い人生には苦労もある。それでよし。それがいい。ありがとう。

子どもたちとたくさんのクリエイティブな活動をしてくれた。私にはできない木工や金工や、たっぷりのアートの時間を子どもと過ごしてくれたこと。本当にありがたい。

夫婦でシュタイナー教育を大切にし、子育て論が二人で意見が分かれることはなかった。同じ思いで子育てができたことは最高に幸せ。ありがとう。

別居してから、夫は子どもたちとの関係がよくなった。一緒に暮らしていないからこそ、相手を思いやる気持ちも強くなるのだと思う。父と息子たちの関係がいいことは、私としてもとても嬉しい。ありがとう。


20年間の結婚生活で苦しんだり、傷ついたことも多い。このnote にも多くの記事を書き、夫の問題についても書いた。いまだに傷がしくしく痛む。でも、いいか悪いか、白か黒と決めつけられることじゃない。このヤローと思う気持ちもあり、ありがたいなあと思う気持ちもあり。その間のところを行ったり来たりゆらゆら揺れている。

だからこそ、感謝の気持ちもちゃんと表しておきたいと思った。


感謝の気持ちは本人に伝えたい。
でも、今、下手に温かい言葉をかけて「もう一度やり直そう」とか言われても困るしな・・・とも思う・・・。だから、タイミングを見計らって伝えます。苦笑

まだまだ、離婚も決着までは至っていないから、やっぱり駆け引きも考える。計算高い女なのです。苦笑

確実に大きな進展の2023だった。
いい一年だった!・・・と達成感と充足感でいっぱい。


ありがとう。
心からありがとう。

夫にも、息子たちにも。
またまた心配かけてしまったけど、理解してくれている母にも。
私を見守ってくれている友達にも。
仕事上のつながりの大切な仲間たちにも。

ありがとう。


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