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昨年から断捨離が習慣化されている。大きな断捨離じゃなくて、毎日少しずつ。だから、1日の変化は小さいけど、気がついたらスキマができている。

一気に断捨離をすると、突然大きなスキマができる。そうすると、なんだかスキマに慣れなくて、そこを埋めたい気持ちになる。そしてあっという間にスキマがまた物で埋まってしまう。

少しずつ断捨離をすると、スキマがあることに慣れていく。スキマが心地いい。だから、スキマを埋めたくなくなる。

トップの写真の本棚は、断捨離前はスキマは一切なかった。それどころか、前と後ろの2列に並んでいるところも多かった。今でもその名残が上の棚にある。

そこにだんだんスキマができてきた。

さらに、夫と別居して、夫まで断捨離してしまった。(自分のことながら口が悪い。汗)そして、夫の本が棚からなくなり、またスキマが増えた。

前だったらこのスキマが許せなかった。本がびっしり並んでるのが嬉しかった。まあ、その結果、断捨離はしていても、いまだにこの3倍くらいの本が家の中にある。

まだまだ断捨離の余地はあるのだけど、このスキマがあるのが心地いい。

ものがないって、すっきりする。風通しがいい感じ。清々しい。

だいたい、おしゃれなインテリアの写真だって、棚はほぼ空っぽだったりするじゃないか。笑


スキマがあるから、本当に欲しいものが出てきたときに受け取る余地がある。その余地も、人生の余裕というか、自信になる感じ。


パートナーがいたところに、人がいないという「スキマ」も、埋める気にはとんとならない。ひとりが心地いい。




石川華代 オフィシャルページ

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