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物に縛られず〜断捨離を続けて起きた変化

私が継続的に断捨離をし続けて10ヶ月くらい? 一番大きな断捨離は、夫だった。「捨て」たつもりはないけど、「断つ」「離れる」はまさしく私の心理そのもの。しかも、モノの断捨離を続けていたら、なんだか自然に無理なく夫と別居することになった。

最近、「モノ、いらない!」という思いが強くなっている。「モノに縛られたくない」と言う思い。意識しようとしまいと、モノを持っている分だけ、モノに縛られるんだな、という気づきから、「モノを持つことへの嫌悪感」にまでなってきている。

断捨離といえば、ものを手放すこと。まだ使えるものがほとんどだから、チャリティショップへ寄付することがほとんど。モノが減る。

家の中に今まではなかった隙間が増えてきた。

別居して家族が減り、夫のストレスがなくなったことで、自然と時間ができた。家族ひとりいないだけで、やることがこんなにも減るのかと驚くほど。ストレスがないことで、こんなにも生活がスムーズなのかと再認識。つまり、時間的な断捨離にもなった。

今まで、やってもやっても報われない感満載だった家事。今までは片付けても次の瞬間には散らかされてしまった部屋も、今は片付ければ綺麗さがある程度は維持できる。まだ息子たちとの共同生活だから、息子たちも散らかすけど、夫の比じゃない。

時間ができたら、家事が楽しくなってきた。料理も、ちょっと手の込んだものを作る気になる。掃除は、今まで「汚れをとる」ことがメインだったけど、今は「磨く」ところまでできる。

この「磨く」ところまで余力があり、「磨く」ことに意識が向くようになったのは、もう、人生観が変わるほどの変化といっていい。モノだけのことではなく、人にしても、仕事にしても、それから私の人生にしても、「磨く」ことに焦点があたる。「汚れがとれればOK」から「ピカピカに光らせたい」という一段上の完成度を目指すようになった。

そうだ。人間誰しも、磨けば光る宝石のはず。磨こう。

そして磨くことに意識が向くようになったら、モノが多いと全部磨いていられないことに気づく。モノの数だけ、手がかかる。モノに自分の時間を奪われている。だから、自分が磨ける範囲内だけの量のモノを所有したいという思いが芽生えてきた。磨かなくていいと思うものは、自分にとって優先順位が高くないもの。手が回らないものは持ってる必要がない、いや、持ちたくない・・・というまでの気持ち。

だから、ほんの少しのモノを持ち、持っているものはピカピカに磨きあげたいという欲求。

現実はというと、特に仕事関係の「必要なもの」が多すぎて、仕事を変えない限り手放せないものが多い。ええい、全部捨ててやりたい。という欲求がメラメラしている。



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