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人生、ゆとり(buffer)ある方がいいよね。


#子どもに教えられたこと

人生、ゆとり(buffer)ある方がいい。

当たり前のことなんだけど、
中3の不登校の娘に改めて教わった、気付かされたこと。
不登校になって2年経つ娘。
最初は、情緒不安定で、学校へ通学できていないことへの罪悪感からか荒れることもあったけど、今では、毎日楽しそうに日々を過ごしている。
(学校へはほぼ行っていない。)

不登校が始まる前は、
部活を熱心に頑張り、勉強もそれなりに頑張り、
委員会活動にも参加し、何年も続けている習い事へも通うという
今時の子どもらしく、忙しい日々だった。

ところが、不登校にって急に時間ができた。
同年代の子供に会うのが嫌で外を出るのをためらい、嫌がり、習い事以外一人で外に出られない期間を経て、
少しずつ一人で外出できるようになり、
今では行きたいところへ行けるようになったけれど、
朝起きて慌ただしく学校へ行く、部活をする、委員会へ参加する、習い事へも行く、友達とも遊ぶ・・・というような忙しい日々ではなくなった。
(ちなみに、習い事だけは、居心地が良かったのと、学校を休んでいるとバレたくないという思いから、懸命に通ってた。)

たくさんの時間ができて、Youtubeを見たり、本を読んだり、ネット検索をしたり
音楽を聴いたり、テレビを見たりといろんなことをやっていた。
あまりスマホにもあまり興味がなく、使いこなせず、
手先が器用でアナログなことが大好きなので、ひたすら折り紙を折る日もあった。

そんなたくさん時間のある日々の中で、いろんなことを考えたんだろうね。
自分の欠点とも少しずつ向き合えるようになり、
不登校から2年経つ今では自分のなりの目標ができた。
その話をしているとき言った娘の一言。
 ーもし不登校にならなかったら、忙しくてあっという間に1日が過ぎるから
  この先こうしたいっていう目標もできなかったと思う

そうなんだよね。
忙しいと目の前のことに一生懸命で、ちょっと先の予定はなんとか考えてこなすけれど、自分と向き合って、「私は今後どうしたい?」をちゃんと考えれない。
毎日忙しなく、仕事に、家事に、時々介護に、遊びに一生懸命な私は、
日々の生活に追われるだけで、なんてゆとりのない日々なんだろうと改めて気付いた。
「スケジュール帳に予定が埋まっていないと嫌なタイプ」ではなく、
逆にもっとゆとりを持って生活したいと日々思っているのに、
やりたいこと、やらなければならないことが目白押しで、ゆとりのない日々。

大反省。
改めて心穏やかにゆとりを持って過ごしたいなと思った。
今すぐには無理かもしれないけれど、もうちょっと先でそんな生活を送れるように
考えて準備してみよう。

あれ?これはゆとりがあるっていうのだつけ・・?

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