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リタイア人の徘徊日記(99)高知|初夏の四万十川は眩しかった

2023年5月の高知県。2日目は四万十川を見にいきました。
最初は仁淀川の上流やカルスト台地の天狗高原に寄ってから、
あるいは足摺岬にも寄って、なんて考えていましたが。
高知県は広かった。
そして高速道路は一車線で思ったより時間がかかる。
結局四万十の単純往復になりました。
でもそれで正解。年寄りの旅は欲張るとロクなことがない。
無理をしてはいけないのです。

四万十川に到着。朱色が印象的な渡川橋。
ここから佐田沈下橋に向かったのですが。。。上流に向かって左側を走ったらこれがなかなかのけものみち。
乗用車でもすれ違うのは難しい森の中を延々と走ることに。

焦りつつも到着。沈下橋は河川が氾濫しても流されないように欄干を付けずに水没できるようになっている。四万十川には48もこのタイプの橋があるとのこと。台風も多い地での知恵ですね。

車を降りて渡ってみます。ちょっとコワい。
でも、川は本当にきれい。5月の新緑と相まって素晴らしい景観です。

魚もたくさん見えました。

対岸に船着き場があったので船頭さんにこのまま上流へ進めるのか聞いてみました。
道はあるものの、さらに狭くなるらしい。
結論。一旦引き返して川の反対側からやり直すことに。

なんとか戻って来て気を取り直し、腹ごしらえ。四万十うなぎ旨し。

今度は反対側から上流へ向かいます。
目的は屋形船による川下り。
四万十川には複数の船会社があります。ほとんどが事前予約制。
そんな中で定期運航しているのが「四万十の碧」さん。

14時からの便に乗ることになりました。乗船だけなら予約は不要。

この遊覧コースは2つの沈下橋をくぐります。

魚が跳ねているのを何度も見かけました。

こんなに穏やかな川が雨の季節になると橋の遥か上まで水位があがって濁流となるとは。
なかなか想像できない。

癒しの風景を堪能して高知へ戻りました。高知県は山の多い県。高速道路はほとんどがトンネルでした。建設に関わっている人達の苦労は大変なものでしょう。
そして、道の駅が多い。ついつい寄り道してお土産買ってしまいます。

さっさと高知へ戻ったのは夕飯の予約があったから。高知と言えば皿鉢料理。目にも楽しく口にうまし。

調子に乗ってクジラもいただきました。満足。明日は電車に乗ります。
(2023年撮影)

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