東南アジアの風景 (18) フィリピン|パラワン諸島|エルニドラゲンリゾート
東南アジアに海のリゾートは幾多あれど、いまも心に残る場所。行ったのは2008年。その後タイに赴任となりあちこちのビーチリゾートへ出かけましたが思い返すとやはりここは自分的ベスト3に入ります。
フィリピンなら日本から近い、と思ったのですがこの秘境に辿り着くには1日がかり。早朝のフライトでマニラへ。そこから小型機に乗り換えエルニド空港。陸路で1時間かけて港へ。そこから船で2時間。同じ時間でモルジブまで行けてしまいますね。
エルニド空港へ到着。舗装されていない土の滑走路って後にも先にもここだけでした。(当時)
空港から可愛いペイントのジープニーに乗って港まで悪路を約1時間。一緒に乗っていた現地の方たちに質問攻めして過ごす。皆さん近隣のホテルで働いている。リゾートの仕事があるお陰で地元で家族と暮らせるので嬉しいと言っていた。彼らの美しい故郷に外人が土足で入りこんでいる。。。と感じていたけど少し救われました。
船に乗り換え約2時間。そろそろ到着かという頃にはもう夕暮れ。遠いなぁ。でも素晴らしい景観に気分は高揚しっぱなし。
翌日目覚めるとこんな風景。
ラゲンリゾートは全室水上コテージです。思いっきり非日常。当時は仕事が忙しくワークライフバランスなんて言葉もない時代。心の余裕なんてゼロ。
ガス抜きには最適なセッティングが整っていました。
リゾートの桟橋からシュノーケルで飛び込むとあっという間にサカナ達の歓迎を受ける。
大きなトカゲも住人。毎日会いました。
海と崖以外何もない場所でぼーっと過ごしました。
帰国の日。同時期に宿泊していた欧米人達に「え?もう帰るの?」と言われてしまった。2週間くらい滞在する彼らにとっては4泊で帰る我々はバカみたいなのでしょう。私もそう思います。(2008年撮影)