バンコクの宿(12)|中華街のお洒落バーBa Haoの上にある部屋に泊まってきた
中華街のソイ・ナナというと2017年頃から大人気になったお洒落なバーエリア。Ba Haoはその中でも最先端。スノッブな人達でいつも賑わっていました。そんなバーの上の階にはたった2部屋だけの宿泊施設があります。
2021年6月コロナ禍のロックダウン真っ最中でお酒も提供できない状況の中、泊まりに行ってきました。通常期なら予約はかなり難しいはずなので今なら、と思ったわけです。
行ってみると、お店はレストランとして営業していました。デリバリーもやっています。
客室は3階と4階に一部屋ずつあります。今回は4階のSantiphap room に宿泊。1階のバーの奥にある階段を上ります。
バーの内装も雰囲気があるけど、階段の踊り場も何とも素敵な造り。わくわくしますね。
そしてこちらがお部屋です。タイ式の低いベッドに大きな窓とバルコニー。ホテルの部屋というより華人の友人の家に泊まらせてもらってる、という感じです。
ベッドの上の窓には華人の男の子の絵。意味は不明ですがガラスがあるよっていう注意喚起かな。窓からは中華街のシンボル、ワット・トライミットの黄金の尖塔が見えます。
2階には共有のリビングエリアがあってテレビを見たりお茶を飲んだりできます。古めかしい冷蔵庫がかっこいい。
窓から見える隣の建物も中華ショップハウス。なんだかここに住んでいるような気にさせてくれます。ほんとにこんなところで暮らしてみたい。
夕飯はせっかくなのでバーで食べました。日が暮れると食事にくるお客さんがどんどんやってきました。ちょっと安心。担々麺と紫キャベツのサラダ。料金は高めですが食事と一緒にこの雰囲気を楽しむために来る価値はあります。早く店内飲酒が解禁になって元の華やかさを取り戻してほしい。それまでがんばってくれ。
民家にいる気分になれるのでベッドに寝転がって限りなくグダグダします。夕食後はお茶をのみながらずっと本を読んですごしました。
いつの間にか寝落ちして爆睡。外が明るくなって目が覚てもごろ寝。この退廃的な感じがたまりません。
素朴なお粥の朝ごはん。窓の外ではここに住む人たちの日常が始まっていました。
自宅から30分で味わう非日常。やっぱり好きだなぁ、中華街。
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