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東南アジアの風景 (55) バンコク 迷宮の館エラワンミュージアム

パタヤ方面に車で高速道路を走っていると見える巨大な三つの頭を持つ象のモニュメント。あれはいったい何だろうかとずっと気になっていました。タイ駐在2年目でまだ右も左もよくわかっていない頃のことです。

当時愛用していた「歩くバンコク」という本に記事を発見。これが博物館であることを知り、自力で行ってみようと思ったのでした。

エラワンミュージアムは正確にはバンコク都のお隣、サムットプラカーン県にあります。

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電車(BTS)とタクシーを乗り継いで到着。入口を入るともう目の前に迫る象の像。

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一体どうやって造ったんだこんな不安定なもの。バンコク周辺は地震がないとはいえ今にも倒れてきそうな恐怖感を覚えます。

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中に入ると螺旋状の階段があり天井には美しいステンドグラス。見学者は上を目指して登っていきます。

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途中には様々な宗教的な彫刻や絵画が展示されています。仏教だけでなくヒンドゥー、キリスト教のものもあり。この博物館はタイの富豪が個人で造ったもの。その計り知れない財力にも圧倒されます。

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最上階に近づいてきました。近くで見るとさらに輝きを増すガラスの天井。

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頂上には礼拝堂があり、仏像が鎮座しています。お寺ではないですが、みんなここでお参り。敷地内には庭園もあってお食事処もあり。

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撮影は自由です。現在では都市交通線が延長になりすぐ近くに駅ができたので簡単に行くことができます。(2013年撮影)

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