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「本当の〇〇」って何だろう

「本当の私」とか「本当の姿」とか、「本当の〇〇」には、不思議な力がある。

ベールを少しずつ上げていくような少しのワクワク感と、深い海に潜っていくような、あの感じ。

コーチングセッションでも、「本当はどうしたい?」とか「本当はどうしてほしかった?」
という問いかけをすることは多々ある。

「本当の私」に、「今の私」を超えたものを期待したり、逆に、本当の私を知ってしまうと、今の生活が壊れる気がして、敢えて見ぬふりをすることもある。

我が家はステップファミリー。中学生の娘が先日こんなことを、言った。

娘:お父さんはさ、私の気持ちを全然わかってない。
私:そりゃあそうだよ。異性だし、難しい10代だし。途中からお父さんになったわけだし。言わなきゃわかんないことってあるよ。
娘:そんなこと言ったら、本当のお父さんじゃないみたいじゃん!(怒)
私:・・・・

「本当のお父さん」
それが、遺伝子学的な意味を示すこともあれば
実際に共に生活をする家族であることを示すこともある。でも、彼女がそういう意味合いで「本当の」という言葉を使ったことに少し嬉しくもあり、ホッとしたところもあるのは事実。

あなたの言う「本当の」は、どういう意味なのか
私の言う「本当の」は何なのか

コーチングセッションでも、日常生活でも
「本当の〇〇」を探求するのは、楽しい作業でもあるし、怖く勇気を必要とする作業でもある。

「本当の〇〇」を探しにいくのが怖いこともある。そんなとき、私はコーチとして、そんな人に役立てると確信している。ただし、私の場合、家族には無効。

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