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栢山野RJ(小説・読物)
2024年1月30日 18:08
三分間を、待ちながら。心に小さな穴が開く。いろんなものを選びながら。好きながら、嫌いながら、アタシはアタシを全うしてきた。思う様に生きるために、素敵な夢を見るために。数えきれない取捨選択の戦いの先に「アタシ」になった。三分間を、待っている。焼きそばを食べようと。浮かれもせず、喜びもせず。一人。後悔なんてしていない。アタシはアタシで、あれたのだ