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人が待ち合わせ場所になる優しき世界

ボクはSNS特にTwitterを始めて約5年。でも一度全く面白くなくなってやめました。最初に始めたキッカケはなんでもいいから仕事に繋がればという理由だったんですね。別にその理由は今でも否定しないし今でもどこかでビジネスに繋がればとも思ってます。

ただ再開して約2年半。考え方、やり方を変えるとめちゃくちゃ面白くなってしまった。

面白くなくなった理由はつぶやいても何の反応もなかったから。じゃあなぜ再開したのか。なぜ面白くなったのか。そのあたりのことはいつかこのnoteにもしっかり書きたいと思う。


ボクなりの楽しみ方については以前書いてるのでまた読んでもらえると嬉しいです。


Twitterを再開してとても驚いたことがある。

それはスマホの中だけでなく実際に会って交流している人たちがたくさんいるということ。そしてみんなめちゃくちゃ楽しそうだということ。

今でこそTwitterを楽しむために交流を心掛けたほうがいいと気づけたボクだがこの時はまだ「なぜだろう?」というのが正直な感想だった。

もともと、自分から積極的にどこかに行くタイプではないし、おしゃべりなタイプでもない。楽しそうだとは思いながらそういう交流の場に行ったりすることは無いものだと頭から決めつけていた。

ところが何を思ったか、Twitterで見つけたセミナーってやつに参加した。しばらくするとTwitterで仲良くなった人がわざわざ会いに来てくれた。香川県から。一気にTwitterの中にいる仲良くなったであろう人たちが近くなった。

ある時、気になってたイベントに参加した。参加者200人クラスのイベントに知ってる人は2人だけ。今までの自分ならありえなかったその行動はボクを大きく変えてくれた。

それからは色々なイベントに行ったり、会いに行ったり、たくさんの人たちが全国からわざわざ京都の伏見区醍醐までボクに会いに来てくれた。北海道、東京、神奈川、新潟、彦根、大津、鈴鹿、四日市、信楽、大阪、奈良、広島…。書き出すだけでもビックリです。いろいろな人たちが会いに来てくれるたびにただの不動産屋ではなく、家を買うとか買わないとか関係なく誰もが気軽に来れる行きつけの不動産屋になりたいという願望が出てきた。

誰かがどこかで何かをするとその人に会いたいがために何人も集まってくる光景をいくつも見た。そこで顔見知りの人たちが久しぶりに会って楽しそうに笑い合う姿、初めて顔を合わせる人たちが共通の話題で仲良くなっていく光景を何度も見た。

お店やイベント目当てではない(もちろんそれもあるが)。人が待ち合わせになるという感覚。

こんな場をボクも作りたい。心の底からそう思った。そしてボクも地元に人を集める講演会を開きたくさんの人たちが全国から集まってくれた。ボクにとってかけがえのない幸せな時間だった。こういうことをもっとやっていきたいんだと強く思えた瞬間だった。


新型コロナが世を自粛ムードに引きずり込み、どこかでその感動は忘れかけていた。少しずつ回復し、気を付けながらではあるが世の中の流れが少しずつ変わってきた。


そんな中、ボクも大好きな一人の男が自らの挑戦を次のステージに引き上げた。


彼の名前は「すみへい」。

彼の住む四日市に深夜までやっている喫茶店が無く、お酒を飲んだ後にコーヒーを飲むという彼のルーティンが出来ないことに違和感を感じ、また街の中に自然に人が触れ合える居場所を作りたいと思い、会社員でありながら公園でふるまいコーヒー店「喫茶すみへい」を開いた。

ボクがTwitterを再開し、間もなく「面白そうなことやってる人がいるなぁ」と見つけた。縁があって仲良くなった。

わざわざ醍醐まで遊びに来てくれた。


ボクも彼の「喫茶すみへい」の真似をしたことがある。大失敗に終わったけど(許可を得ていたにもかかわらず住民の方から通報が入り中止命令を受けちゃいました)。


そんな彼は「喫茶すみへい」についていろいろな方法で日々、包み隠さず発信している。熱い想いだったり、理想と現実のギャップだったり、悶々とした揺れ動く気持ちだったり。

もしTwitterをやられてる方がいれば「#喫茶すみへい」もしくは今回の「#農園スタンド」で検索してみてほしい。

たぶんたくさんの応援とあったかい気持ちを見ることができる。

彼の包み隠さない正直な態度がこれほどの応援を集めたんだと思う。彼に会いに、たくさんの人たちが駆け付けたようです。たくさんの人たちが交流したようです。それはまさしく彼を待ち合わせ場所とする優しい世界。


彼の新たな挑戦はまたボクがやりたかったことを思い出させてくれた。また刺激をもらったのでボクもボク自身が待ち合わせ場所になれる幸せな世界を作ろうと思う。


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