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幸せになる方を選ぶ難しさ
彼氏のお母さんに探偵を雇われたことはありますか?
私は、あります。
その彼とは結婚する約束をしていたのですが、彼のお母さんに猛烈に反対され、結果カッコつけて言えば『婚約破棄』という結末になったわけだけど、結局は『合わなかった』の一言に尽きると思います。
別れるってことは、縁がなかったんだ、と思う。
あくまで私個人の意見ですが・・・
縁がある人とは流れるように、そうなるから。
冒頭の彼とは、流れるように出会い、付き合うことになり、結婚する運びとなりましたがその流れが急変し、ついには決壊し、あっという間に破滅してしまいました。ま、そういうこともあります。
なにが言いたいかというと、私、その時その彼のことめちゃくちゃ好き!!!だと思っていたのですごくすがりついて別れたくない!!!ってもう、それはそれは必死だったんです。
でも、私が必死に彼をつなぎ止めようとすればするほど彼の気持ちは遠ざかっていきました。
その分、私も意地になってしまって。笑
「絶対別れたら後悔するよ?私があなたを幸せにするからもう少し一緒にいて!」と泣きながら説得することもあり・・・
彼の困った顔が悲しかったなぁ
だけど、ドラマチックな自分に酔っていたんだなぁ。
酔っていたよ、私。
だって酔わなきゃやってられなかったもんね
まさか別れるなんて思ってもみなかったんだもん、でもそんなもんだよ。
彼とは結婚を前提に付き合い出したので、ずっとその準備をしているような付き合い方をしていました。
それでね、別れてからこじつけたような言い訳だけど
私たちは『結婚がしたかった』んだと思う。
お互いを好きで一緒になりたい延長線上に結婚があるのではなく、結婚にむけてお互い一緒にいようと摺り合わせをしていた。
合わないのに、合わせていた。
だって、合わないような気はしていた。
着る服のセンスやヘアスタイルやメイク、食べたいもの、行きたいお店、選ぶものは全部彼目線で選んでいたことを『彼が好きだからそうしよう』とした。その違和感に自分で気づいていたのに気づかないふりをしていた。
その証拠に友人に別れの報告会をしたときは浴びるほどお酒飲んで暴れてスッキリしたもんね(彼はお酒弱くてそのことがコンプレックスだったからお酒強いし大好きだけど控えてたの、カワイイな私。笑)
なんだか今夜の月を見上げていたら、忘れていたけどなぜか甦ってきたこの思いを解放したくなった。
あの頃は、めちゃくちゃ泣いて泣いて泣きまくって、どうしたら復縁できるかしか考えてなかった!けど今となっては笑える思い出。
あんな男、もうとっくにどうでもいい。
私に探偵なんてつけたあの人のことも、もう許してあげる。
別れのきっかけをつくってくれて、どうもありがとう。
ひとつ言えることは、ある瞬間から「幸せになる判断をする」と決めた。
その決意をさせてくれたのは、あの恋をなくして泣きつかれて我に返った瞬間だった。
あの決断のおかげで、自分の好きな自分を少しずつ取り戻して積み重ねて今の私がいる。
今、あの時の私が見たら驚くくらい私は幸せだ。
もしこの記事を偶然にでも読んでしまった誰かが、何かに悩み、迷い、苦しんでいるとしたら、当たり前だけど幸せになれる答えを選べたらいいね。
意外とわかっているのにできない時があるから、自分に正直に、損得じゃなく、幸せになる選択ができますように。
この表題については、もっと深く書けそうな気がするのでまた後日気が向いたら書こう。
満月の夜に
解放の備忘録でした
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