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向上心で切り拓く。ハイレイヤーエンジニアの道【カヤックボンドではたらく #06】

今回インタビューしたのは、スペシャリストとして活躍する中野さん。
役職ならではの大変さや、目標としているエンジニア像についてお話を伺いました。
※インタビュー時点ではスペシャリスト、現在はエキスパートに昇格。

中野 雄大(なかの ゆうだい)さん
職能:サーバーサイドエンジニア
所属:クリエイティブ事業部 デベロップマネジメント部
役職:エキスパート

2020年にUnityエンジニアとして、カヤックボンドに中途入社。現在はサーバーサイドエンジニアを務めながら、エキスパートとしてメンバーの育成にあたっている。


入社の決め手は幅広い案件にチャレンジできる環境

——中途入社して4年目。カヤックボンドへの入社理由を教えてください。

僕が新卒で入った会社では、バックエンドのサーバーエンジニアとしてブラウザゲームの運用やスマホアプリのAPI開発を行っていました。間もなく先輩が退職してしまったので、コンシューマーゲームのUnity案件も並行してやることに。

ちょうどそのぐらいのタイミングで、国内のゲーム市場が下火になりはじめ、このままゲーム開発の経験だけではマズいかもしれないと思うようになっていました。

だからこそ、転職活動を通してカヤックボンドに出会ったとき、ゲーム以外の案件も扱っていることと、バックエンド・フロントエンドの両開発に携われる環境に魅力を感じました。
それが入社の決め手でした。


現状に満足せず一つ上を目指して

——今までに手掛けた案件には、どんなものがありますか?

最初にアサインしたのはアイドルのブラウザゲーム案件で、
サーバーサイドの開発を通してカヤックボンドの開発文化を学びました。

その次はwebアプリケーションの案件で、初めてGo言語での開発にチャレンジしました。
Go言語にはフルスタックなライブラリがないので、自分で考えながら組み立ててコードを書いていくのに始めは苦戦しました。前の案件で扱っていたPHPでは、Laravelを使えば簡単に書けるのに、なんて風にも思いましたが、今ではGo言語での開発に面白さを感じています。それに、Go言語は書いた通りの動きをしてくれるので、エラーが明確で対応しやすいのもいいです。

現在は、Go言語で大手クライアントの筐体型ゲームを開発中です。


——スペシャリストとしての自分への向き合い方とは

カヤックボンドのスペシャリストは、参画しているプロジェクト全てのレビュワーを務めています。レビューが集中するタイミングもあるので、それがちょっと大変ですね。

あとは、自分のスペシャリストとしての自信の付け方です。
本音を言うと、果たして自分がスペシャリストなのか、まだ自信がないんです。
ただ、入社してから今までの経験で、サービスを1から作り上げ、リリース・保守運用まで持っていく力は着実についてきていると思います。今後はさらに経験と知識を深めることで自信につなげていきたいと思っています。

また、自分自身でコードを書く機会を増やさなくちゃいけないとも思っています。どうしてもレビューが多くなりがちですが、技術力を上げるためにも、自己学習は欠かせません。


互いに技術を吸収し合える学習環境

―—日々の学習はどのように行っているんですか?

そうですね。現在のプロジェクトチームでは、新しい技術を採用することをきっかけに輪読会を始めました。本からメリット・デメリットなどの知識を得た上で、感想を言い合うような会を行っています。

これまでに読んだ書籍は、『Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計』や『Go言語プログラミングエッセンス』などです。

この輪読会をすることで、毎日本を読む習慣がつきましたし、本から得た知識を実際のプロジェクトに反映したりと幅が広がっています。

そして何より、プロジェクトチーム内で技術について議論する場ができたことが良かったです。自分の知らない領域についても積極的に質問し合えるようになったおかげで、僕もメンバーから教わる機会が増えました。
お互いに教え、教わり、学びを続ける環境ができています。


目指す理想の技術者像

——今後の展望はありますか?

カヤックボンドにはGo言語の知見をもっている人が少ないので、自分が隊長になって普及したいと思っています。そのためにも社内LT会(ライトニングトーク会)に出て、Go言語の知見を広めないとな、と考えています。

また、エンジニアとして目標にしているのは、CTOの駒田さんです。

技術に関する知識が幅広くて、とても面倒見が良いところを尊敬しています。定例MTGで担当プロジェクトについて相談すると、自分では思いつかないようなアドバイスを貰えたこともありました。クライアント企業様とのMTGでも、話の組み立て方が上手くて、説明にとても納得感があるんです。

僕も技術の幅を広げて、後輩育成をしながら会社の技術力を上げられるようなエンジニアを目指したいと思っています。


——どんなスペシャリストと一緒に働きたいですか?

技術分野で言うと、クラウドインフラとフロントエンドのエンジニアが少ないので、その領域のスペシャリストとなる人がもっと増えて欲しいと思っています。

カヤックボンドは幅広い案件に携わるので、視野が広くて主体的に動ける人だと向いています。あとは、自分に割り振られたタスクだけでなくチーム全体のことを考え、率先してプロジェクトを進めようと考える人と一緒に働けると嬉しいです。


——最後に、これからスペシャリストを目指す方にメッセージをお願いします。

責任が伴う役職ではありますが、カヤックボンドには主体的にチャレンジできる環境があります。
スペシャリストは新しい技術や勉強会を率先して提案していける立場なので、成長意欲のある人はやりがいを感じられると思います。

——本日はありがとうございました!



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【編集/リライトのご協力】海野さやか

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