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ピアノをもっとマジメに遊んでおけばよかった

ぼくは、小学校6年間、ピアノのレッスンを受けていた。

母が「松井秀喜さんのように、野球もできてピアノも弾けるかっこいい男になりなさい」と言うので、自分の意志とは関係なしになんとなく通っていた。そのため、当時のぼくはあまり楽しさ見いだせないまま、習うのを辞めた。

でも、息子が生まれて、父親になった今、『あのとき、もっとピアノやっておけばよかったな』とおもう時があるので、今回はそのことについてnoteにまとめていこうと思います。

うちの母が息子にピアノをプレゼント

うちの母が、息子が確か1歳になってすぐのころに、ピアノをプレゼントしてくれた。ピアノと言ってもミニピアノで、そんなに大それたものではない。

『息子は音のなるおもちゃが好き』と伝えたからか、なんの前触れもなくこのミニピアノがうちに送られてきた。

「ピアノが弾ける男は、カッコいいよぉ!!」

プレゼントが届いた報告を受けた母は、ぼくが小学生の時に言われたあの頃と同じように、20年たった今でも『ピアノ男子へのあこがれ』は健在のようだった。

母からすれば、特に深い意味はないのだろうけど、ぼくはちょっぴり申し訳ない気持ちになった。

あの時6年もの間、月謝を払って通わせてもらったが、たいして楽譜も読めないし、なにか有名な曲をまるまる1曲弾けるわけでもない。

大人になった今、せっかく通わせてもらったのに何にもできないまま終わったことに、自分がすこし後悔しているような気がした。

プレゼントのピアノを楽しそうに遊ぶ息子

プレゼントされた息子は、定期的にピアノで遊ぶようになった。母には、その様子を定期的にビデオ通話で報告している。母は、ビデオ通話に映るピアノを弾く孫の姿にニヤニヤが止まらないようだ。

息子は、まだなにかを弾けるわけではないけど、指を鍵盤の上に置いて音が鳴るたびにめちゃめちゃ喜んでいる。弾いていて本当に楽しそうだ。

その姿があまりにも楽しそうなので、ぼくもつられて弾きたい欲がかきたてられる。

ぼくが弾いて見せると息子が大いに喜んでくれるので、ド素人な耳コピで『ピタゴラスイッチ』のあのメロディくらいなら弾けるようになった。

『ピアノってこんなに楽しいものだったんだ。』

小学生のあの時はそんなに楽しくなかったのかもだけど、大人になってから気付く楽しさもあるのかもしれない。

それにしても、小学校の時の自分、もっと頑張って色々チャレンジしてくれてたらなぁ、、、(笑)

もっと弾けていたら、息子の株ももっともっとあがってたのにぃぃぃぃぃぃ!!(はい、不純な動機です。)




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