出現! ハロウィンキャッスル!! 〜ハロウィンランド建設の物語⑤〜
ハロウィンが近づいてきましたね。
今週末はどこもハロウィンイベントを行うのではないでしょうか?
私が勤務している園ではハロウィン当日である10/31が、園全体で盛り上がる日になりそうです。
その31日に向けてハロウィンプロジェクトを進めているわけですが、ここまで数回に分けてその様子をお伝えしてきました。
今回は保育室内にある巨大な白い壁を装飾してみた、というお話です。
子どもの遊びがヒントに
遡ること、7月。子どもたちの遊びの1つに平面積み木がありました。
B5サイズの白い画用紙に、さまざまな色で作られた三角、四角、丸を自由に組み合わせて遊ぶもの。
飛行機に見立てる子、アイスクリームに見立てる子などいろんなアイデアが生まれていました。
で、この手の遊びでよく出てくるのは四角(正方形)の上に三角形をのせて「家ができたよ〜」というもの。
この“家“が今回のヒントでした。
彼らに棲み家を
子どもたちがノリノリで作ってくれたゴーストたち。
毎日子どもたちを出迎えてくれるわけですが、あるタイミングで私がボソっと「このおばけたちのお家はないのかな?」と呟いたわけです。
その発言を聞き逃すわけがない、子どもたち。笑
「作ってみる?」
「やるー!」
の二つ返事でこの製作がスタート。“家を作りたい“というワードが子どもたちから出てきたらなお良かったのですが、作る・作らないの選択権は子どもたちに委ねたのでヨシとします。
というか、それ以上に、子どもたちに委ねたい部分は他にあったのです。
クラス全員のイメージを積み重ねていく
今回の製作は“ハロウィンキャッスルを作ろう“がテーマ。
子どもたちの遊びの1つであったB5サイズの画用紙を、紫色のカラーポリ袋6枚分を切り貼りした特大キャンバスにランクアップ。
そこに貼り付けるのは四角や三角に切った黒い画用紙。
なんてことはない、子どもたちの普段の遊びをスケールアップしただけの話。
ただこれが予想以上に面白かった。
子どもたち1人ひとりが積み上げていった結果、大人だったら“そうやってくっつけないだろ〜“ってのを簡単にやってくれる。
あくまで子どもたちの遊びの発想の延長線上にある製作だった、というのが個人的にものすごく自分を褒めてあげたい部分です。笑
この製作過程は保護者の方にもお伝えしていたのですが、保育室内に飾ってみると、
「え〜すごい〜!」
「これが作ってたやつだね〜」
「それっぽくなるものなんですね」
と結構ウケが良かったです。
これは当日、ハロウィンランドのフォトスポットとして機能してもうつもりです。笑
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