東南アジアサッカー観戦記〜ベトナム編①〜
こんにちは、誰であろうとかわうそです。
今回はベトナムで観戦した1試合目についての記事です。
東南アジアサッカー観戦記全体についての、概要や注意事項は以下を参考ください。
◯試合情報
10/23 17:00 キックオフ
ベトナム1部リーグ
ハイフォンFC vs ハノイFC
◯チーム紹介
まずは両チームについての紹介です。
ネット上に日本語での表記がある場合は日本語、ない場合は英語で書いています。
注目選手の選定には、動画や記事をあたる方法もありますが、私は今回そこまではせず、選手の市場価値や過去の成績が見れる、"transfermarkt"というサイトを試合前に参考にしました。
データの信憑性には怪しい部分もあるみたいですが、ここまで網羅的に情報が閲覧できるページは他にないため、目を瞑ります。
選手についてのコメントは、自分が試合を見た時の印象を中心にしているため、本当は違うかもしれません。お許しを。
●ハイフォンFC(観戦時:3位・H)
本拠地:ハイフォン
スタジアム: ラックチャイスタジアム
注目選手:
♯8 Moses Oloya(30・ウガンダ)
ウガンダ代表歴のある守備的MF。
強度の高い守備と、長短のパスで攻撃のリズムを作る。
♯9 Rimario Gordon(28・ジャマイカ)
強靭なフィジカルと圧倒的なスピードで裏抜けを狙うストライカー。
観戦時は得点ランクトップに立っていた。
●ハノイFC(観戦時:1位・A)
本拠地:ハノイ
スタジアム:ハンダイスタジアム
注目選手:
♯16 Thanh Chung Nguyen(25・ベトナム)
現ベトナム代表のCB。
身長は180cmそこそこと高さはないが、適切なポジョニングで攻撃の芽を事前に摘み取る。
♯9 Lucão(31・ブラジル)
2011年には湘南ベルマーレに所属。
記事作成の11/15時点で、11試合出場7得点3アシストと、高い攻撃能力を持つ。
◯チケットの購入
私はこちらを参考にさせてもらいました。
ベトナムのサッカーの概要も記述してあるので、気になる方は見てみてください。
オンラインでの購入は、以下のアプリで可能なようでしたが、登録にはベトナムの電話番号と銀行口座が必要なため諦めました。
観戦時はハイフォンFCが3位、ハノイFCが1位と上位対決かつ、本拠地が近いため、すぐ売り切れるんじゃないかと不安だったので、試合日の2日前にスタジアムへ直接購入に行きました。
昼過ぎごろスタジアムに到着。
正面ゲートから奥へ進みましたが、チケット販売所っぽいところは見当たりません。
近くにいた関係者っぽいお姉さんに尋ねると、あと30分待てば買えるよと言われ待つことに。
しばらくすると、お兄さん2人組が簡易テーブルを組み立て、レジスターのような機械を載っけて、パイプ椅子に座りました。
Google翻訳アプリで、「チケットを買いたいです」とベトナム語で伝えると、機械のモニターに座席表が映し出されました。
①メインスタンドの中央
150万ドン(約840円)
②メインスタンドの中央寄りの両サイド
100万ドン(約560円)
③メインスタンドの端 ?
④サイドスタンドのホーム側 ?
⑤サイドスタンドのアウェイ側 ?
こんな感じだったと思います。私は②のチケットを購入しました。
指定席で、席やゲート番号、入場時に読み取るQRコードが付いています。
◯試合当日
何時間前に行くのが良いのか分からないため、とりあえず2時間前にスタジアム到着。
既に入場口周辺は盛り上がっていました。
右手前に数人集まっているところで、俗に言うダフ屋が机を設置して、割高なチケットを売っていました。
正式な販売所はその後ろ、ちょうど見えませんが、柱の裏側にあります。そんな近くでいいのか?
右端にベトナム国旗がプリントされたシャツを持つおばちゃんが見えますが、自分はこの後、これを購入してしまいました。
上位の熱いサポーター達の中で、せめてこれぐらいは着ておかないと浮くのではと思った、そしておばちゃんの圧に屈したからですが、実際はメインスタンドの観客は、ほぼほぼ私服でした。サイズもミチミチだったため、バックの肥やしとなりました。
スタジアム入場口です。
購入した席でゲートが分かれているので、チケットを参考にして列に並びます。
警察官?にチケットを見せて、QRコードを読み取ってもらいます。
ここでは荷物検査はありませんでしたが、日本同様、ペットボトルと缶は持ち込み禁止のようです。もう1試合ではちゃんと検査があり、ペットボトルを没収されました。
飲み物は入場口外の簡易売店で、プラスチックの蓋つきカップのものを購入した方がいいと思います。
入場後はチケットの席番号を確認し着席。
現地の方は大半がチケットを見てなかったので、ほぼ自由席状態でした。
選手の顔をプリントした旗を持った人たちが走り抜けて行きました。これはここのスタジアムでしか見ませんでした。
距離がそう離れていないため、アウェーのハノイサポーターも大勢来ていました。
最終的には2万人近く入ってたんじゃないでしょうか。
選手入場、整列。
観客が全員立って、国家を斉唱します。
試合経過としては、ホームのハイフォンFCがコーナーと相手のミス、そして綺麗な崩しから3点を取り、アウェイのハノイFCが猛攻を見せ、2点を返すもなんとか逃げ切りました。
点が動いた時だけではなく、ピンチ・チャンス両方のシーンで、観客たちは大きく反応していて、盛り上がりが伝わりました。
勝利のホイッスルが鳴ると、立ち上がって拍手を送っていました。
ハイライトのURLを貼っておくので、ご興味あれば見てみてください。
全体として満足のいく観戦体験でした。
試合終了後、ゴミが散乱していたのは少し残念でしたが・・・。
試合後のスタジアム周辺。
ベトナムでは、歩行者は最も脆い存在なので、気をつけて帰りましょう。
また、夜は賑やかで楽しい反面、危ないことも多いと聞きます。近くにホテルを取るか、配車アプリで早めに帰ることをお勧めします。
◯まとめ
ベトナム、そして東南アジア初めての観戦だったので右往左往しましたが、無事観ることが出来て良かったです。
とはいえ、結局どのスタジアムでも右往左往はすることになるのですが。
ベトナムで感じた特徴については、次の記事でまとめて書きます。
思ったより長文になりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
ではまたうそ・・・。
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