地域の小学生を対象に、ニジマス放流体験と河川学習を開催 狩野川長沢護岸工事|新人広報の行ってみた!
皆さまお久しぶりです、加和太建設広報担当の池田七瀬です。
今回の新人広報の行ってみた!では、またまた工事現場に行ってみました。今回の現場は、駿東郡清水町にある狩野川 長沢護岸工事の現場です。
香貫大橋のすぐ南側にある、狩野川の護岸を目的とした工事です。
こちらの現場では、地域の児童の皆さんに
護岸工事の大切さを理解してもらいたいという思いから、
体験学習を企画しました。
今回、お招きした清水西小学校の皆さんは、
授業で川の流れや自然について学んでいることもあり、
環境保全、河川の危険性について学べる企画として、
ニジマスの放流体験、座学学習を用意しました。
消毒、体温計測など、感染対策も徹底し、
当日、天候も優れなかったため寒さ対策もして
皆さんをお迎えする準備をします。
イベントの進行や内容について共有をして、しっかりと準備をします。
児童の皆さんが、気持ちよく学習、
体験ができるように万全の体制を整えます。
児童の皆さんがやってきました。
工事の担当者から、挨拶、本日の説明を行います。
今回のイベントでは、座学とニジマスの放流体験を行います。
なぜ工事をするの?河川の危険性も学ぶ座学学習
座学では、本工事の概要をまず説明し、
ICT施工の方法や、護岸工事の必要性を伝えました。
本工事では、河川の氾濫、地震時の津波に備えることを目的としています。
次に、昭和33年にあった狩野川台風を通して、
河川の危険性を伝えました。
釣りや川遊びなど川は楽しい場所ですが、
氾濫時や急な増水の怖さなどもあります。
そして2021年7月の豪雨により被災した、
黄瀬川大橋の応急復旧についても説明をしました。
2か月という短い期間で、
どのように復旧したかをお伝えしました。
児童の皆さんも、記憶に新しかったようで
「知ってるー!」
という声も聞こえました。
また、周辺河川の生息物について
狩野川漁業協同組合の方より説明がありました。
今回、放流するニジマスに加え、
鮎やモズクガニも生息しているそうです。
環境保全のための活動を実行!「ニジマス稚魚放流」
河川の環境保全について学んだ後には、
大切な河川の資源を守り、育むために
ニジマスの稚魚を放流しました。
児童の皆さんは、1匹1匹丁寧に
河川に稚魚を放流しました。
「いってらっしゃい、元気でね!」
「大きくなって帰ってきてね!」など
児童の皆さんの優しい声かけが聞かれました。
ニジマス放流が終わった後には、
児童の皆さんから感謝の言葉もいただきました。
ぜひ、学習中の川の流れや自然についての
学びに生かしてください
いかがでしたでしょうか。
今回は、近隣の児童の皆さんの学習していることを
実際に体験できる機会を提供することができました。
加えて、河川の危険性や、護岸工事についても
学んでいただきました。
引き続き、弊社では地域の児童の皆さんの学習の
一助となれるような活動を続けてまいります。