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プロが考える「良い縫製業者の選び方」

みなさん、こんにちは。
突然ですが、刺繍・縫製業者は、日本だけでどれだけ存在するかご存知でしょうか?

2015年:86,377
出典:わが国アパレル産業の国内生産拡大における縫製業の立地特性より抜粋
https://core.ac.uk/download/pdf/304917737.pdf

8万以上の事業者が存在しているんです。
刺繍・縫製をプロに頼むことを考えている方は、きちんとした事業者に頼みたいですよね。
今回は、いい事業者と悪い事業者の見分け方についてお伝えします。

私たち川島エンブは、刺繍・縫製業界で60年やってきたプロです。
プロからの視点がご参考になれば幸いです。

<良い事業者>

・お客様とコミュニケーションを適宜取りながらご要望にできるかぎり寄り添い、ご希望どおりに仕上げるように努力する。
・サンプル通りに量産を仕上げる。
・サイズにバラつきが出ない。
・縫い目や裏の処理が丁寧に処理されている。
・糸くずなどの混入がなく、きれいに段ボールに収納しており梱包が綺麗。


<悪い事業者>

・サンプル時のみ綺麗に仕上げて、量産では製品(大きさや色)にバラツキがでる。
・縫製(縫い目)が雑。
・糸くずがついている。


いかがでしたでしょうか。
考えてみれば当たり前のことですが、わからないこともあったのではないでしょうか。
お客様に寄り添うというのは、ビジネスの基本です。
しかし、事業者によっては、適当に扱ってくる悪質な事業者も存在します。
そのような事業者は、上記を参考に見極めていきましょう。


ちなみに、縫製がキレイかどうかの判断方法は、こちらの記事でご確認ください。

服の縫製について丁寧に書いてくださっている方です。


P.S.

2015年の段階で、8万以上の事業者がいることについて多いと思われましたでしょうか?

実は事業者の数が激減しているんです。
最盛期の1985年には、これだけの事業者がいました。

1985年:447,025
出典:わが国アパレル産業の国内生産拡大における縫製業の立地特性より抜粋
https://core.ac.uk/download/pdf/304917737.pdf

でも、そこから20年経つと、80%以上の事業者がいなくなりました。
職人が少なくなった刺繍・縫製業界を盛り上げたいという気持ちもあり、noteを始めました。
ぜひ何かあれば、コメント・お問い合わせをお待ちしております。

ではまた!


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