HSS型HSPがペットを飼うと疲弊する8個の理由
自他共に認めるHSS型HSPな私の家では、2024年現在、犬1、猫4が飼い主より偉そうな顔をして闊歩している。
全て、私ではなく、後先を考えることのできない夫が『飼う』と言って譲らなかった犬猫たちだけどね!!
とはいえ、私人元々子どもの頃から動物が好き。
頼み込んで小型犬を飼っていて、一人暮らしの時も猫と同居していたくらいなので、生き物を飼うという事についての責任感や、覚悟、知識は当然ある。
また、HSP独特のカンの良さというか、相手が人間ではなくとも
「あ、今具合悪いな」
「このご飯嫌いなんだね」
といったことがなんとなくわかる。
なので、言葉が話せない動物との生活では通じる物があって、恐らく普通の人よりもペットを飼いやすいのかもしれない。
でも……。
HSS型HSPはちょっとやっぱり特殊なのか。
犬や猫などペットと同居となると、しんどくなることが多くなるのも確か。
恐らくこの感覚は私だけではなく、HSS型HSPの人に共通する事が多いと思うので、HSS型HSPとペットとの相性にういて書いてみたいと思う。
HSS型HSPとペットを飼うことの相性はよい
HSS型HSPとは、「Highly Sensitive Person(非常に敏感な人)」と「High Sensation Seeking(感覚刺激を求める人)」という2つの気質を併せ持つ人のこと。
刺激を求める外交的な性格なのに人混みや騒音が苦手。
新しい経験や情報に敏感で、好奇心旺盛なのに、批判や否定に敏感で、傷つきやすい
人と関わるのが好きで、社交的な場面を楽しめるのに五感や感情が敏感で、周囲の影響を受けやすい
という、アクセルとブレーキを同時に踏み込んでいるような、困った性質。
刺激を求めて行動する一方で、疲れやすく休息も必要なので、会社から帰ったり、遊びから帰ったら疲れ切ってしまい、一人でポテチを食べながら何度も読んでいて知っている本を静かに読みふける回復時間が必要だったり。
刺激を求めて行動する一方で、すぐに飽きてしまうので引っ越ししたくなったり、転職したくなったり……。
こんな風に相反する性質の持ち主なので、ペットを飼うのは向いていない……と思われがちなのですが、以外にもペットとの相性はよいんです。
HSS型HSPとペットの飼育相性が良い理由
察しがいいのでペットの体調不良に気がつきやすい
面倒見がよく責任感が強いので最後まで面倒を見る
自分のご飯のグレードを落としてもペットに良い物を食べさせる
家では静かにしたい時に癒しになる
(犬の場合)アクティブモードの時に一緒に海や山などに出かけられる
等など。
基本的にHSS型HSPは「利他業(りたごう)」(「自利利他」とも言う)な思考があり、自分の事よりも人のために動きがちなので、どうしても「お世話」が必要なペットとの相性が良いのです。
また、HSP独特の「テレパシーでも感じ取ってるのかな?」と言われるくらいの察しの良さは、言葉を話せない動物と暮らすに当たっては非常に便利。
私自身何度も「なんとなく具合悪そう」という感覚で、ペットの体調不調に気がつき、動物病院では「よく気がついたね!」なんて言われます。
慣れもあるのか、友人のペットの体調不良相談の際も「それ……フードのアレルギーじゃない?」なんて言って当たったことも……。
それに、基本的にHSS型HSPは責任感が強く真面目な事が多いため(それでメンタルがやられることもあるくらい)、途中で飼育放棄をするケースはほぼないはず。
もちろん100%じゃないかもしれませんが……。
そして、HSS型HSPは外に出るとあちこち気を使って、本当に疲れる!!
なので、帰宅後OFFモードになった時の癒しとして、ペットがいると安心……するはずなのですが……っ!!
これはこれで大きな落とし穴が、沢山あるのです。
HSS型HSPがペットを飼うと酷く疲弊する!?
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