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【入社エントリ】不動産に全く興味無い男が、不動産SaaS企業に入社したけど何か質問ある?

まずは簡単な自己紹介

お初にお目にかかります、Housmartという不動産テック企業のPropoCloudのカスタマーサクセス(CS)の責任者をやってます、河島航と申します。
この会社に入社して約1年半経ちましたが、今更ですが入社エントリを書きたいと思います。
書こうと思った理由は「不動産テックはめっちゃチャンスあるよ!」という事を世の中に伝えたいから!本当にみんな気付いてないけど、マジですよ?
ゴリゴリの流行りもの好きな僕がHousmartに転職したての頃は「え?不動産?また渋いね・・」とか友達に言われており、世間の評価はそんな感じだよなーとか思ってました。
ですが事業が成長するにつれ、ここら辺を覆さなきゃ採用活動や広報活動で限界が来てしまうなぁと思い、
この強めのタイトルに釣られたそこのあなたに「今、不動産業界に身を置く事の意味」を伝えようと思いこの度、筆を取りました。
少し長くなりますが、よろしければお付き合い頂けると幸いでございます。

「SaaSのCSをやる!」だけ決めてた転職活動

前職のパーソルでローンチ10年のSaaSサービスを約3年間担当しており、セールスや企画のような幅広い何でも屋、CSの立上げ、そこでの責任者等、色々経験させて頂きました。
社会人としての基本は全てここで教わり、感謝はしておるものの、やはりSaaSの概念に則らず10年間成長したプロダクトはかなり技術負債が残り、やりたくてもやれない事がたくさんありジレンマを抱えておりました。
SaaSやCSの本質的な思想を勉強すればするほど、0ベースのプロダクトに携わり自分の経験やスキルを活かして、RPGで良くある「強くてNEWGAME」的な事をやりたいなと思い、以下の2条件で転職先を探し始めました。
・出来立てほやほやプロダクト
・直接顧客意見をプロダクト反映させられるCS

不動産業界とPropoCloudに感じたとてつもない可能性

出会いはWantedlyのスカウトでした。
スカウトを貰った時期はPropoCloudがローンチ5ヶ月、産まれたてほやほやサービスのCS責任者募集の要項でした。
聞いた事ない会社でしたが、条件をばっちり満たしていたので面接をお願いしました。カジュアル面談で会社説明と事業説明を聞いて、Housmartにかなり可能性を感じた事を覚えています。
不動産業界ってイメージ通り、本当にアナログな業界なんです。複雑で色んなしがらみも存在しています。詳しく書くとめちゃくちゃ長くなるので割愛しますが、不動産素人だった当時の僕が引くほど色んなジレンマを抱える業界です。
実はそれが良くも悪くも崩れそうなタイミングが来てるんです。いよいよ現体制だと限界が来ている感じ。昨今のDXブームがドンピシャ。
さらにHousmartは業界の中でも唯一無二の技術を持っている。簡単に言うと、不動産業界のIndeed。情報を集めて、精度高くまとめる技術です。

Indeedって日本でもかなり認知を取れてきてますが、実はアメリカだとIndeedが起因で大きな求人媒体がいくつかサービスクローズに追いやられるくらいのインパクトをもたらしたサービスなんです。
だからといって、SUUMOやathome等を喰うのか?というと全く違いますが、その技術とサービスコンセプトを聞いた時に「競合は現状少なく、参入障壁も割と高い。これはすごい技術とサービスかも?」と思ったのを覚えています。
そんな変革の時期を迎えている業界、競合優位性を持つ技術を持つベンチャーでキャリアを作っていく事は自分が求める経験が手に入りやすいだろうと思い、幸いな事に内定を頂けたので入社を決めました。

「両手取引?囲い込み?」何それ美味しいの?

さてさて知識が全くない男が、ややこしい慣習を持つ業界に飛び込んだのは良いものの、正直最初はかなり苦労しました。さらに厄介なのが、入社当初周りの社員はみんな不動産業界出身や不動産売買経験ありで基本的な概念が頭にも身体にも染み込んだ精鋭ばかり。安賃貸しか住んだ事が無い僕は最初少し疎外感を感じたのを覚えています。
今考えるとベンチャーだし仕方ないと思い、持ち前のコミットメントで一般業務をこなせる位まで乗り切ったのは良い思い出ですが、今でもまだまだ知らないことばかり、日々勉強の毎日です。
しかしHousmartという会社は非常に良い会社でして、私や後から入ってきた不動産ズブズブ素人を育成する為にサッと「素人用語集」や「業者の関係性を表した図」等を用意してくれて、今では結構いい感じな育成コンテンツが溜まってきております。さらに、僕がその時の気持ちを分かるので新しく入ってきてくれた方には色々寄り添って伝えられればなぁとか思ってます。

今までのキャリアで築いてきた武器で戦う事を決めた

不動産のいろはを覚えた頃、衝撃的な事実に気付いてしまいました。
それは「不動産の事を多少知っても、全然興味が湧いてこない・・!」という事。これはもうどうしようも無いですよね。確かに面白いなぁと思う点は多々ありますが、深堀って知りにいきたい!とか宅建という資格を取りたいという気持ちに一切ならないんですよね。
けど全く危機感は覚えてないですし、逆にHousmartは不動産好き勢が多いので専門知識はそちらに任せて、自分は今まで培ってきた1社目での「SirでのITコンサル経験」と2社目の「SaaS何でも屋、セールス周りの設計経験・CSの立上げ経験」をフルに活かして貢献していこうと開き直ってやってます。逆にドメイン知識に頼らず成果を出す事が求められるので、元々持っていたスキルの地肩が強くなっている実感があります。
個人的には1人の人間が出来ることには限界があると思っており、成功する為の近道は異能と手を組む事だと考えています。だからこそ、僕は不動産知識は無いけど他の社員には無い知識と経験を持っているので自信を持って業務をしています。
今後も多種多様な考えやスキル、バックボーンを持った人を採用していき、柔軟性ある会社にしていきたいと考えております。特に僕の管轄CS組織は確実にその思想で組織作りをしていきます。

数多くのチャンスが広がる不動産テック業界

当社入社時に感じた可能性に裏切られる事無く、今のところ事業もプロダクトもすくすく成長しています。さらに業界もコロナが追い風となり、変革ムードをより強く感じられるようになっています。
ここから何が起きるかは正確には予想出来ないですが、仮に業界全体のDXが進めば、テックで解決できる課題がゴロゴロ出てくる比較的ブルーオーシャンな業界だと思います。
正直、僕が入社する時はここまで考えていなかったですが、蓋を開けて入ってみたらこういう状況で、あの時本当に良い選択が出来たなと素直に思っています。
弊社ではPropoCloud事業のビジネスサイドを採用する際に見ているポイントは大きく分けると以下の2点があります。
①不動産業界に興味があるか?②SaaSに興味があるか?
どちらかがあり、自信あるスキルがあれば弊社ではきっと活躍できて、スキルも付いて、市場価値もあげられると思います。
そうなぜなら今は
「不動産テック業界はデッカい宝島、そうさ今こそアドベンチャー時代」
だからです。一緒に天下を取りたい志高い仲間を求めています!
興味があればカジュアル面談からでも良いのでお話しませんか?
ご応募お待ちしております。

Twitter:https://twitter.com/kawashima_0402
(あまり有益な事は呟きませんがフォローしてくれると嬉しいです笑)

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