見出し画像

枠組みという可能性

何かを分ける、名前をつける、特定の領域に入れる。
これらはあるモノゴトとべつのモノゴト分けるという意味で枠組みをするということになります。
日常を生きて行く上で枠組みをするというのは必要です。
ただ別の角度から見ると、可能性を奪っているでは?、ということをふと思いました。いわゆるレッテルを貼るということですね。

最たるものが文系と理系という枠組みです。
学生の頃を思い出すと、お前は理系だからいいよな、あなたは文系科目をがんばりなさい、と言ったことを普通に会話の中で使っていました。
また自分は理系科目が苦手だから文系なのかな、などの類も周囲の人々が言っていた記憶があります。

文系と理系を分けないほうが良いという教育論にはここでは書きません。
ただ枠組みを作り、それらに観念的に押し付けられるというのは思考を狭めてしまうのでは?と思っています。

社会で生きて行く限り、ある程度は世の中が定めた線引きや枠組みには従うことも必要です。
ただ外部が定めた指標や大枠で自分の可能性や思考、選択肢を狭めてしまうのはいかがなものでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?