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体調がやっと少しかいふく~

 少しあせった。
 二度目の札幌から帰ってきて3週間。2年前のあの頃の強烈な倦怠感が戻ってきてしまって、また半年ほど、少なくとも数か月は元気が戻らないのかもと思って。特にここ一週間は良くなりそうで「まだ良くならないのか」の不安が強かった。
 

 体調がひどい時って、いつ日常を取り戻せるかわからない恐怖心と、家事すらままらならない罪悪感がある。怠ければ良い、何もしなくて良いって頭でどれだけわかっていてもさ。そんなゴロゴロと日々横になって暮らしていたら、入院しているわけでもないのに罪悪感わかない方が珍しいと思う。
 だって頑張れば買い物に行けるし、元気な時は起き上がれるし、何とか食事も用意できる。寝そべったままだとスマホも見れるし、テレビや映画も観れる。今日は元気な時間があるようだ! と思えば映画も観に行けるし、でも帰ったらヘトヘトでまた横になる。

 更年期の倦怠感て、みんながみんなそうではないから恐れることはないけれど、でもある程度知識と覚悟は持っておいた方が良いと思う。何も知らされずにこんなだと、不安で仕方ない。特に2年前はこういうものかもと受け入れていたけど、倦怠感に関しては、調子良い日が少しずつ多くなってきただけに。

 こんな時に気持ちを分かち合える相手を作っておくのが、何より大事。

 精神的にもヤラレるから、表面的な友人たちばかりがいても、ホントにしんどい時に自分にウソついて無理しちゃう。
 身体についてもなんとなく「しんどいよね~」「ああいうこととかこういうこととかね~」って言い合うだけじゃなくて。
 真剣に深刻に話せる相手が一人でも二人でも、できれば何人かちゃんと話せる人がいたら、すごくラク。

 今回も母や夫や、友人に助けられた。

 夫には日々体調の愚痴をこぼし、大丈夫大丈夫、きっと明日には今日よりよくなってる、と言ってもらえて日々の不安感を乗り越えた。

 母ともよく喋った。両親は最近引っ越しをしたので、家にある物を整理していたそうで、1970年代にニュージャージーに住んだ頃の日記が出てきたらしい。

 渡米した日もそうだったけど、その後も、月に1度は私の体調が崩れ、高熱が出たり嘔吐したりで何日も寝込む日々で「かせみはどうなるのか」「大丈夫なのかこの子は」とずいぶん心配したそうだ。

 なんかそういうのってさあ~。
 女の子は幼少期丈夫だとか、幼少期は弱くても成長するにつれて丈夫になったとか、幼少期は丈夫だったけど弱くなっちゃったとかあっても良いのに、私ったらずっとそんな感じだ。

 10代半ば~20代半ばはさすがに元気な方で、そのおかげで気持ちの向くままあれもこれもとチャレンジできたけど、それでも丈夫なわけでもなく「人並み」。そのていどには元気だったのってあの10年くらいだったかなあ。
 でもそんなようなことを母と話していると、私ってこうなんだな。いいかげん受け入れなくちゃと思えた。

 友人とは体のこと、子供のこと、親のこと、人間関係のモヤモヤ、互いに話しているうちに楽しくなってきてスッキリした。

 みんな、しんどいからって猫背になって話しても良い相手。

 あっもう一人いたなあ。イラストの先生。その時間は約束なのでさすがにちょっと頑張って起き上がったけど、でも更年期や五十肩(先生は四十肩)の話を気楽にできる。

 話すってほんと大事。
 って何度ここにも書いてきたか。
 話す度にそれを実感するんだもの。

 noteも横になりながら読み、途中で元気になるチャンスがあれば急に座ってコメント書けたり、またしんどくなってすぐに横になったり。
 横になりながらコメントって書けなくはないけど、全然集中できないし、よほど手段がない時なので、仕方ないなと思いながらコメント書くのは私は気分が乗らなくて、書きたいなと少しくらい思っても流す。起き上がった時に書きたいのがあればあちこちで書くこともあるけど。
 まあいつものことだけど(つまりしょっちゅう体調は悪くなっているわけで)、気まぐれであちこちに出没したり、急に静かになったり申し訳ないです。


 昨日から雷や雨で各地の被害が出ていて、落ち着いたらもっと出てくるのかな。道路も心配。
 とりあえず、一昨日の途中から少しずつ起きている時間が長くなってきて、家事もできるようになってきたので、こちらにも書けました。嬉しいな。


読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。