かわせみ かせみ

日常の中で感じ、考えたこと。笑ったこと。思い出。映画の感想(MCU好き)など。HSP。…

かわせみ かせみ

日常の中で感じ、考えたこと。笑ったこと。思い出。映画の感想(MCU好き)など。HSP。あふれる思いを書いています。時々詩を書いて気持ちを発散。アラフィフ。2018.9~

最近の記事

背中を見せるのも大事なのかもしれないなあ

 どうもコソコソ家事をしてしまいそうになる。コソコソは後ろめたいとか隠したいとかそんなニュアンスの意味ではなくて。終わると「じゃーん! ここキレイになってるでしょお?」とか「ほら料理ができたでしょう?」とかサプライズな気分で。  でもそんな気分でいても、誰かが「いつの間に!」と驚いてくれるわけでもない。夫も息子も特に何かを言ってくれるわけではない。  子供の頃に、母を驚かせたくていつの間にか何かをキレイに磨いていたとか、どこかを片づけたとか、何かを作ったとか。母が目を丸く

    • 夜の過ごし方を変え始めている

       夜空をゆっくり見上げるのはどのくらいぶりだろうか。  田舎は星がキレイだ。それしか取り柄がないくらいに思いながら星空を見上げる。  夫を迎えに行く日は、車から降りるとほぼ空を見上げる。でも一瞬。  10年ちょっと前は、息子が少し離れた科学館に、宇宙を知るというコースに通って楽しんでいた。当時は宇宙への好奇心が多少はあったみたいで、家族でよく空を見上げた。  ISS(国際宇宙ステーション)が通り過ぎるのを最近noterさんのつぶやきでや記事で、私も久しぶりに思い立ってその

      • どうしても秋を探したい

         この辺りは、朝晩がすずしくなった。寝る時にエアコンをつけずに過ごせる日の方が多い。  でも昼間はむせ返るような暑さがあり、残暑にはほど遠い。まだ夏だよね!  外から帰るとグッタリしてしまう。晩ご飯を作るまでにどうしても一度横にならないと身体が持たない。  今年は格別に秋を見つけたくなってしまう。  朝に食べるフルーツが変化して季節を感じる。  なので、スーパーの果物コーナーに梨が出てきたのはうれしい。  そのうち柿が出てくるけど、実は柿があまり食べられない。どうしてもえづ

        • noteを始めて6年になりました

           昨年の5周年に書いた内容を読んだら、「似たようなものだな。これをこのまま貼り付けても良いくらいじゃないか」と思った。でも後半になると「あれ。ちょっとちがうぞ」と思う部分もある。  私はいまだに変化するし、私のことなどわかっていないのだ!  人との関わりの中で自分の居やすい位置に気づいたり、どうしたいかを人の言葉で知ったり。大事だと思っていたことが大事ではなくなったり。気を付けていたと思いこんでいたことに気を付けていなかったり。  何年か前の自分と全然ちがう部分もある。

        背中を見せるのも大事なのかもしれないなあ

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        記事

          秘密なわけではないけど、心にひっそり立てている目標

           以前から「食」に関して書きたいと思っていた。  そんな立派な中身でも、含蓄のあるものでもなくて、ただ思い出だとか好き嫌いだとか、個人的なことを。  でも一度にたくさんの思いが、わっと押し寄せてきて、焦らず一つ一つ書いていかないとなと、自分の中で考えるスピードをあえて遅くするようにしている。  これを書いた日。久しぶりにタリーズに入って、もっと久しぶりに甘いラテを飲んでいた。  さつま芋の「ほっこりOIMOラテ」と言う。紅はるかのソースが乗っているそうだ。  この季

          秘密なわけではないけど、心にひっそり立てている目標

          実際に見て、食べて、実感できた旅になった

           東日本大震災後、福島県内でロボット産業を盛んにしていこうという気運がたかまった。原発事故が起きたためだ。  夫が時折、南相馬にあるロボットテストフィールドに出張に出かけ、近くに宿泊する。少し前から「かせみどんを連れて行きたい」と言うようになって、今回息子がいるのをきっかけに行ってみた。  この地域には、その後のテレビ中継は何度も入っていて、特に新しい施設ができると、県内の情報番組がこぞってレポートをしていた。  新しい「道の駅」は清潔感があって珍しいお土産も多そうで魅力

          実際に見て、食べて、実感できた旅になった

          手作りの物に挑戦してみたり、エンタメを楽しんだりの8月

           いやあ~暑かった!  外に出て、車からおりるたびに「暑い!」じゃなくて「すごい!」って言っていた。  むせかえるような、下から熱が湧いてくるような息苦しい暑さ。  カラスも暑いって言っていると思う。  この辺りはここ一週間くらい、「涼しい」と思う朝が出てきた。朝は以前よりは散歩しやすかったり、エアコンをつけなくて良い時間が増えてきたり。  わずかだけど、秋の気配を感じ始めている。  いつもは札幌でマラソンが行われる前後に息子が帰省し、数週間を過ごすけど、今年は事情がち

          手作りの物に挑戦してみたり、エンタメを楽しんだりの8月

          人と人との関係性が面白い~ゴールデンカムイ~

           漫画やアニメは、リアルなものもファンタジーも好きだけど、時代背景に沿ったファンタジーも大好き。  私は歴史をちゃんと勉強してこなかったので、「鬼滅の刃」を読んだ時に、大正時代の勉強をやり直そうと思った。  人に対する考え方や家族関係、街並みや文化を勉強することは、今の自分たちの考えにつながる面白さがある。すっかり変わった部分、変わって良かった部分、変わらない部分を思う。当時を基にした考えはもしかしたらもっと古くから通じているものがあって、普遍的なものを考えることにも至って面

          人と人との関係性が面白い~ゴールデンカムイ~

          楽しかった! 元気をもらった!~「ラヴィット!ロック2024」~

           お笑いが好きだけど、好きなお笑い芸人たちについてあまり書かないようにしている。リスペクトし過ぎているからなのかもしれない。この仕事の奥深さとか、どれくらい真剣に取り組んでいるかとか、こちらを笑わせてくれるだけに底知れないし、わかりようもない。それに面白いなーと思う人も、そんな場面も多すぎて。  観に行くライブはM-1ツアーや、何組かで地方に回って来てくれるツアーくらい。東京03の単独ライブはできるだけ毎年観に行くし、他の芸人さんも含めてXでフォローするなど応援はしているけ

          楽しかった! 元気をもらった!~「ラヴィット!ロック2024」~

          後部座席で外を眺める気持ち

           入道雲と高い所の筋雲が重なって見える。ほんのちょっぴり秋の気配。かな。外は暑いけれど。車の後部座席に座って、外を眺めていると、幼い頃を思い出す。  いつもは運転席か助手席。息子が加わると、私は運転席の後ろに座り、外を眺める。  父も母も、ニュージャージーで車が必要になり、免許を取った。最寄りのスーパーも銀行も、車なしでは遠すぎる。日本の田舎街と同じだ。  週末になると家族で車に乗り、どこかへ出かけた。  当時はチャイルドシートもなければ、後部座席でシートベルトもしてい

          後部座席で外を眺める気持ち

          心がカサカサになると困っちゃうわよね

           手紙やメールを、長く、高い頻度で書き過ぎて相手に負担をかけてしまう。だからこういった場所で書くエネルギーを分散したかった。映画の感想を書いて記録として残しておきたかった。  それだけで始めたのに、人の様々な思惑と、それに翻弄されて自分の中でこねくりまわしてしまう思考で、時々「なんで書いているんだろう」と思ってしまう。  きっとここで書いている多くの人が経験したことのある気持ちだと思うけど、普段はなるべく考えないようにしている。  書きたいから書く。それで良いじゃない。と思っ

          心がカサカサになると困っちゃうわよね

          お菓子作りを試行錯誤したくなる〜ブリティッシュベイクオフ〜

           料理を作る時、どれほどレシピを見て作るだろう。  縫物をする時、どれくらい作り方を参考にするだろう。  昔なら本や雑誌を買い、広げながらその通りにする。今ならネットがあって本当に便利よね。何を作るにしてもバリエーションが豊富で、料理など勝手にレパートリーが増えた気分になって楽しい。  服を作るのは家庭科の時間に機会があるくらいで、あまり好きではなかった。手芸も、人目を気にしないガサツな縫い目だったし。  20代半ば頃から縫い物が好きになった。パッチワークや簡単な刺繍で色

          お菓子作りを試行錯誤したくなる〜ブリティッシュベイクオフ〜

          難しい店のレイアウトと、今どきのレジ

           「GUの商品のお会計は済まされましたか?」  会計を終え、商品をたたんで袋に入れていると、店員に声をかけられた。  どのくらい前からだろう。コロナが大変になり始めたあの頃から、レジの無人化は進み、ユニクロのレジに驚愕したのを覚えている。  わっ。なにこれ。このタイプのレジは初めてだー!  心の中で大さわぎしつつ、戸惑いながら会計を済ませた。  2回目や3回目もまだドキドキしていた。  すべての無人レジが同じシステムなら良いけれど、店によってちがう。初めてだったり、頻繁に行

          難しい店のレイアウトと、今どきのレジ

          ネガティブな思い出も、良い人でありたいと願う気持ちも ~インサイドヘッド2~

           人の感情をイラストやストーリーでわかりやすく描くとこうなる。  そう思ったのが「インサイドヘッド(1)」だった。  ほんの少し、心理学やカウンセリングの勉強をした私にとっては「うまいなあ」と感心が先に来てしまい、となりでむせび泣く息子をほほえましく思ったものだ。  それでも好きな映画の一つ。喜びを心から感じるには、自分の中の悲しみや怒りの感情も認め、受け入れること。その辺りを上手に描き、ストーリーによって説得力を持たせている。  だから「インサイドヘッド2」で、思春期の

          ネガティブな思い出も、良い人でありたいと願う気持ちも ~インサイドヘッド2~

          夏の田舎の風景

           少し涼しかった先日の夜。  お風呂から上がってパジャマでウロウロしていると、その薄い生地が風を通し、さらさらと気持ち良く肌に当たる。今晩は雨かもしれない。窓を完全に閉めて床に横になった。  「田舎の夏の夜、お風呂上がりってこんなだった」と思い出す。  お風呂は、五右衛門風呂だった。  母方の祖母は岡山県津山市の出身で、祖母には年の離れた妹と弟がいた。妹の方は、私の母に年齢が近い。  祖母の弟一家は多くの人が出入りしていて、家自体も少し新しい造り。お盆には縁側にたくさん

          夏の田舎の風景

          ファッションも髪型も、自分の心の声が聞こえるようになったから

           リモートで母と話していると、画面を鏡代わりみたいな目線になり少し首を傾けながら聞かれる。  「今度はどうしたら良いと思う?」  髪型についての話だ。  好きなようにしたら良いんだよ。と毎回笑ってしまう。「そうよね」と母も笑って少し黙る。物足りなさそうだから、今の髪型が似合っているよと少しは印象について話す。  軽い会話のようだけど、その質問に母と祖母の関係を思う。  母方の祖母は、そんなに強い物言いではなかったけれど、柔らかそうに見えてキツイことを言ってくる人だっ

          ファッションも髪型も、自分の心の声が聞こえるようになったから