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大切にしたい思い、過去のこと、最近のこと

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親子関係や友達とのことじゃなくても、自分の中で大切にして残しておきたい思いがあります
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失敗することで、楽しさは何倍にもなるから挑戦してみる~お菓子作りを通じて~

 高校生の頃にお菓子作りにハマった。  食いしん坊だからなのだろう。思い描くケーキを味わいたい欲求が高まりすぎて、自分で作ってみようと思った。  最初にうまくいけばもう成功体験となって次も、と続いた。  当時はネットなどないから、本屋でお菓子作りの本を探した。  料理本をたくさん持っていた母に「どんな本を選べば良いんだろう」と聞き、「自分が作りたいと思うものが多く載っているのが良いと思う」という意見を参考に。  お菓子作りにまったく何の知識もない初心者だったので、そんな私で

誰のためにでもなく、心にあるものをただ書く作業

 あふれる思い、感じたこと、最近考えていることを書くのが私にとってのnoteの存在。  それはnoteを始めてから試みているのではなくて、中学生の頃から勝手に楽しんできた。  小学四年生の頃に、担任の先生が日記を提出させていた。自由に書くのが好きで、お題を出されると書きにくかった。「テーマを出さない方が書きやすいです。先生もよく考えて下さい」とか今となっては笑うしかないような自分本位なことを、日記に書いてしまったことがあった。  ていねいな説明の最後に「先生だってよく考えてい

背中を見せるのも大事なのかもしれないなあ

 どうもコソコソ家事をしてしまいそうになる。コソコソは後ろめたいとか隠したいとかそんなニュアンスの意味ではなくて。終わると「じゃーん! ここキレイになってるでしょお?」とか「ほら料理ができたでしょう?」とかサプライズな気分で。  でもそんな気分でいても、誰かが「いつの間に!」と驚いてくれるわけでもない。夫も息子も特に何かを言ってくれるわけではない。  子供の頃に、母を驚かせたくていつの間にか何かをキレイに磨いていたとか、どこかを片づけたとか、何かを作ったとか。母が目を丸く

夜の過ごし方を変え始めている

 夜空をゆっくり見上げるのはどのくらいぶりだろうか。  田舎は星がキレイだ。それしか取り柄がないくらいに思いながら星空を見上げる。  夫を迎えに行く日は、車から降りるとほぼ空を見上げる。でも一瞬。    10年ちょっと前は、息子が少し離れた科学館に、宇宙を知るというコースに通って楽しんでいた。当時は宇宙への好奇心が多少はあったみたいで、家族でよく空を見上げた。  ISS(国際宇宙ステーション)が通り過ぎるのを最近noterさんのつぶやきでや記事で、私も久しぶりに思い立ってその

noteを始めて6年になりました

 昨年の5周年に書いた内容を読んだら、「似たようなものだな。これをこのまま貼り付けても良いくらいじゃないか」と思った。でも後半になると「あれ。ちょっとちがうぞ」と思う部分もある。  私はいまだに変化するし、私のことなどわかっていないのだ!  人との関わりの中で自分の居やすい位置に気づいたり、どうしたいかを人の言葉で知ったり。大事だと思っていたことが大事ではなくなったり。気を付けていたと思いこんでいたことに気を付けていなかったり。  何年か前の自分と全然ちがう部分もある。

手作りの物に挑戦してみたり、エンタメを楽しんだりの8月

 いやあ~暑かった!  外に出て、車からおりるたびに「暑い!」じゃなくて「すごい!」って言っていた。  むせかえるような、下から熱が湧いてくるような息苦しい暑さ。  カラスも暑いって言っていると思う。  この辺りはここ一週間くらい、「涼しい」と思う朝が出てきた。朝は以前よりは散歩しやすかったり、エアコンをつけなくて良い時間が増えてきたり。  わずかだけど、秋の気配を感じ始めている。  いつもは札幌でマラソンが行われる前後に息子が帰省し、数週間を過ごすけど、今年は事情がち

後部座席で外を眺める気持ち

 入道雲と高い所の筋雲が重なって見える。ほんのちょっぴり秋の気配。かな。外は暑いけれど。車の後部座席に座って、外を眺めていると、幼い頃を思い出す。  いつもは運転席か助手席。息子が加わると、私は運転席の後ろに座り、外を眺める。  父も母も、ニュージャージーで車が必要になり、免許を取った。最寄りのスーパーも銀行も、車なしでは遠すぎる。日本の田舎街と同じだ。  週末になると家族で車に乗り、どこかへ出かけた。  当時はチャイルドシートもなければ、後部座席でシートベルトもしてい

炭酸を飲む楽しさがそこに

 炭酸飲料って、子供が何歳になってから飲ませて良いものか。  20年近く前、今ほどネットで検索して正解を探れる時代ではなかった。  そんな時は、自分はどうだったっけとふり返る。  私自身はニュージャージーで暮らしていた幼少期、ペプシコーラや7upが大好きだった。  45年ほど前。  小学1年生の後半で帰国後、三ツ矢サイダーの存在を知った。  日本にはこれがあるなら良いやと、それまで楽しんでいた他の炭酸飲料にあきらめがつくくらい、大好きだった。  学校から帰ると冷蔵庫を開け

体調は戻らないけど、ほんの少しの心境の変化~7月の振り返り~

 気候そのものも、エアコンによる温度差も厳しいわよね。  外の暑さは激しく、局地的に雨が激しくなりがち。きっとどの地域でもそれぞれの地域ごとに。  友人の実家が山形県の酒田にあって、この前は「実家近くがニュースで映ってる!」とハラハラしていた。  で。私はたいして元気を回復できなかった7月だったー。ずっとしんどかったー。  夫の出張の間、息をひそめて暮らしている感覚だった。  夜って、ちょっとしたことにツッコミ入れたり、思い出した今日のことでも伝えたり、けっこう何かしらし

季節の風景とカフェ

 疲れました。とっても疲れたんです。  札幌に行ってきまして。全然書く気持ちになれないほど、頭の中がパンパン! -のような、真っ白! -のような、どっちだかわからないけど、他のこと考える余力がなく、前回行った時より疲れました。熟成されていた下書きを一つ出すので精一杯でした。  それでもやっぱり行って良かったです。  息子の特性と、表に出ている症状や精神状態。  私自身の問題。  親子関係について。  母親という役割。  休憩がてらアパートの中で観た映画。  買い物をした時。

液タブで絵を描いてみるまで

 趣味はにかける時間やエネルギーは、人それぞれちがう。「趣味」という言葉そのもののニュアンスだってちがう。集中するものや没入するもの。向上したいものや気分転換にしたいもの。  私にとって文を書くのは、時間を自分でどうにか作ってでも楽しみたい趣味の一つ。  映画やマーベル関連のドラマを観たり好きな漫画を読んだりするのは、気合いなどいらない。でも時間やエネルギーがないとあきらめてしまう。  ピアノとかお菓子作りとか縫物とかは同じ位置にあって、「えいや!」と気合を入れてきっかけ

励まされて楽しめています!~300週連続更新になりました~

 何年も前の記事にごくまれにスキがついて「どんなだっけ」と読みに行く。  「うまいこと書いているやん!」とか「前の方が良い文なのでは」とか今の自分が不安になる時もある。  でもそんな気持ちになるのは全然マシで、多くが「ひどい……」と恥ずかしくなって自分の文を削除したくなる。  なかったことにしたい!  そうしてもかまわないのだけどね。その文を読んでスキつけてくれた人が「それでも良いんだよ」と伝えてくれたような気がして、ちょっとだけ我慢する。  少し時間が経つと、初心を思い

ホルモンに振り回されてきた日々やその後について、オープンに話せると良いな

 noteでお子さんに性の話をしておられる様子を書く方をぽつらぽつらと見かける。知りたがる子供に、試行錯誤しながらどうにか伝えようと真摯に向き合って素晴らしいなと思う。  性の話は命の話だ。お互いを大事にしようという尊重とか生きる尊厳にもつながる。私はその辺が足りなかったかもしれないなと時々振り返る。  息子が聞かないから切り出せずにいて、今も最低限のことしか伝えていない。  本だけは手に取れるところに置いていて、開いた形跡はある。生理について描かれたものについては感想を聞

痛みをやわらげるおまじないが好きだった

 「いたいのいたいの、とんでいけ」は誰もが知っているおまじない。ちょっと前に、世界中でもそういうおまじないがあるってCMで流れていた。  でも私の母の唱える言葉はちがった。  「ママ、アブロンケン様」やって。と痛い所を差し出すと、ぶつぶつと何やら唱えてくれた。  気質的な特性のためか、ちょっと痛い所があると、その痛みの強さ弱さに関わらず、そこばかりが気になってしまう。なので母にそれをやってもらうと気持ちが落ち着いた。  あまりにも小さな傷の時でもお願いするので、母はよ