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子どもも、先生も!グルーヴを感じて歌い踊った体育館ジャズライブ

9月16日、かわさきジャズの初日は川崎市立柿生小学校での出張ライブで幕を開けました。

来年創立150周年を迎える歴史ある学校です
校門の横にはご当地「禅寺丸柿」が。

かわさきジャズでは、2015年から毎年、川崎市内の各区の小学校にミニライブをお届けしてきました。コロナ禍で2020年、2021年は実施できなかったので、今回は3年ぶりの開催となります。

これまでの活動はこちら

今回演奏してくれたのは、福本純也チョコ・ラ・テ・ピアノトリオのみなさんです。ジャズの中でも、主に南米のラテンジャズを演奏します。

福本純也(ピアノ)、東野恵祐(ベース)、坪根剛介(ドラム・パーカッション)

今回は低学年(5時間目)と高学年(6時間目)の2部に分けて、ライブを行いました。

冒頭の「スペイン」でジャズの雰囲気が伝わったところで、子どもたちがよく知っている「スーパーマリオブラザーズ」や「紅蓮華」をジャズアレンジで演奏。「紅蓮華」は大合唱となり、すでにボルテージはMAX。
ジャズの聴きどころの一つはソロ回し。演奏しながら、福本さんが「次はベースソロだよ!」と今音楽の中で何が起こっているのか教えてくれます。楽譜という枠を超えて、自分のやりたいことをアドリブで入れていくのがジャズの楽しみなんだ、ということを伝えました。

パンデイロの演奏に子どもたち釘付け

ブラジルの打楽器パンデイロは、見た目はタンバリンですが、ドラムセットのように多彩な音色が出せることが特徴。いったいどうやってこんな音を出しているのか!?と子どもたちも興味津々!そして言葉を使わずに、パンデイロの音だけで子どもたちとコミュニケーションをする坪根剛介さんのテクニックも圧巻。

打ち合わせなしで登場した柿生小のキャラクター(名前を聞きわすれたw)

続いて歌のマヤコさんが登場し、「ハッピーバースデー」を使ってサルサやメレンゲのリズムを体感。すると突然、かわいい柿のキャラクターが登場!一緒に踊ってくれました。先生たちのノリがいい!

子どもたちに「きらきら星」を弾いてもらうコーナーも

楽しいライブもあっという間。最後の曲は、柿生小学校のために用意してきた「かきくけかきお」。この歌は、柿生地域のイメージソングとして親しまれています。

柿生の歌「かきくけかきお」は2015年、柿生小学校の生徒さんたちから詞の材料を集め、商店会会員の川満アート・テイメントによって制作され誕生しました。

柿生中央商店会ホームページより

その「かきくけかきお」を、元気いっぱいに踊ってくれました!

低学年の部。舞台向かって右は校長先生!ジャージ姿でキレッキレのダンスを見せてくれました

高学年は前に出て踊りたい児童がステージ前にたくさん集まってくれました!みんなとても積極的!
子どもも先生も体をいっぱい動かして、大盛り上がりタイムとなりました。

instagramで少しだけ動画が見られます

アンコールには校歌をお贈りし、熱気のうちに終了となりました。

終演後も、子どもたちがメンバーに話しかけてくれたり、帰りに会った時も元気に「ありがとう!楽しかった!」「また来てね!」とあいさつをしてくれたり。本当に楽しんでくれたんだなあ、と嬉しくなる交流でした。
アイデアいっぱいのライブを届けてくれた福本純也チョコ・ラ・テ・ピアノトリオのみなさん、ご協力いただいた柿生小学校の先生方、そして思いっきり参加してくれた柿生小学校の児童のみなさん、本当にありがとうございました!

【福本純也さん出演情報】
今回演奏してくれた福本純也さんは、日本・リトアニア友好100周年記念公演「Labas!クインテット」に出演します。
ぜひお越しください!
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