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ごり飯「チャーハン王」

配達のバイトで新高円寺から西荻窪まで向かった

自転車で

30分強

こってりしている

サドルに片側のお尻を乗せて、片尻を休ませる。

それを交互に繰り返して微かな癒しを与えていく。

効果は絶大尻回復

お昼時

しかし身体は疲労で沸点到達

胃袋は空腹でぱさついてました。

これは「松屋」一択だな

「松屋」の新メニューは、わんぱくな新作が多い

よし一度こってり偵察に行こう。


道半ば、香ばしい名前の中華屋が現れた

、、「ちんとう」、、、

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「ちんとう」

なんて素晴らしい名前なんだ

小学生の頃下校時にただひたすら、友達と大声でこの言葉を叫んで帰りたかった       「ちんとーう!!!」

しかしこってりハードコアな味付けが好きな僕は「ちんとう」では少々パンチにかけている気がしました。

「陳豪」とかなら力強いだろうなと、、

ものは試し、店に吸い込まれてみました。

そこには週4で通いたくなる笑顔のおばあちゃんが接客をしておりました。           この奇妙で靄がかった時代に、最高のありがとうございます。

お冷をすすり、いざメニュー、、、、  

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安いんです。チャーハン450円、ラーメン550円。

許されてしまうのかこれは、今ラーメンは平気で1000円台、もっていたお冷グラスが一気にたぎりました。

時の流れに揺るがぬ価格、感謝しています。

カタカタ

凄まじい音がお隣から聞こえました

日に焼けたおじちゃんがチャーハンをかき込でおります。

卓にはチャーハンとお冷のみ、圧倒的ストロングスタイルです。

その無心でかきこむ顔圧はまさに男梅。

間違いなくここはチャーハンだと決心しました。

ん、、、いや、、基本設定が安いと、少しの贅沢なら許せてしまう気がするのです。

ちんとうさんとの、初めましての、めでたい門出に、カニ、いやエビ、、

決まりません。

二匹の甲殻類を闘わせます。

カニです。たぶん。

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まってくれ

大好きだ

こんもりと形のいい炒飯、そしてその上に蟹が惜しみなく、わっさりとしなだれ落ちている。

最高だ

食べました。

絶妙!!!!!

少しべっしゃりとしたお米と、しょっぱ過ぎない、絶妙すぎる旨味、そして蟹の壮大な旨甘み。

口にかきこむ事を止められません       息継ぎなし、水分補給ゼロ、無心でかきこむわたしも男梅。

一瞬でお皿が真っ白な更地となりました。 


ありがとうご馳走様でした。


西荻窪「ちんとう」ごり飯界のチャーハン王でした。

タテオ







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