プロフィール:今までと、今トライしていること
初めましてkawasagiと申します。
noteに「プロフィール記事を設定する」機能があったので書いてみます。私がnoteで書く記事は、書籍や講座で学習したことから実践経験を積んで得た自分なりの考えを展開したものです。読んでもらうにあたって、書き手の私がどんなバックグラウンドを持ってるのかは解釈の役に立つと思うので興味があったらご一読ください。
変遷のざっくりまとめ
せっかくなのでキャリアの変遷を図にしてみました。年数が右に行くにつれて進んでいきます。上段の行はやってることと、下段の行はデザインへのモチベです。(モチベは別にいらない気がしたけど、あった方が情緒あるかなと思って描いてみました。)
デザイナーを始めたきっかけ
私はかれこれ13年くらいデザイナーやってますが、デザインの学校とかには通ってなくて、普通の4大経済学部の出身です。
ITの世界に足を踏み込んだ時は、営業をしていました。
大学時代の仲間が起業をして、それに参加してたんですが、エンジニアリングもデザインも当時はできなかったので、とにかくサービスを売るためのテレアポとか営業・運用サポートの対応をしていました。
営業でサービスを売る時やサポート対応をやっていて猛烈に思ったのが「つくりを知らないと、最適な受け答えがその場でできなくてお客さんに迷惑かけるな…そして売れないな」ということでした。
なので作り手側に回って「つくり」を理解しよう!と思って、デザインをやってみることにしました。それが始まりです。計算と英語が苦手なのでエンジニアリングは無理〜という消去法…。あとは単純に親が印刷業やっていてAdobe系のツールを高校生から触ってたのでできる気がしたからです。
デザイナーとしての成長の流れ
今年でデザイナー歴13年になりますが、当初はバナー職人でした。今でこそ事業アイデアの創発からUIデザインまでやってますが、そこまで手を広げて今に至るまでの変遷は下のような感じです。
・1-4年目:グラフィックデザイナー&SNSマーケター
とにかくバナーとかアイコンとか紙の販促物とかを作りまくってました。そしてなぜかわからないですけどSNSマーケティングやらされてました。ベンチャー企業だったのでなんでも言われた事やるって感じだったんですが、SNS上でのプロモーション考えたりしたのでここで企画やライティングの素地ができたと思います。で、その時によく思ってたのは「どんな綺麗にグラフィック作ったってこのキャンペーンの売り上げ上がらないだろうな…だって施策がイマイチだし」とか「こんなに情報盛り込んじゃって、伝えたいことわけわからんくなるのにな」とかでした。そこで、UX/UIデザインに興味を持ち始め、実践チャンスを伺っていました。
・4-6年目:UIデザイナー
初めてやったUIデザインは、当時勤めてたゲーム開発会社の作ってたソシャゲのガチャ画面の全面リニューアルでした。売り上げがちゃんと上がったので、それで自信がついて本格的にデザイナーとしてキャリアを磨いていこうと舵をきりました。(それまではUX/UIとか言葉の意味がわからなさすぎて、絶望してたからデザイナー辞めようかと思っていた。)
・7-11年目:サービスデザイナー、情報デザイナー、UXデザイナー、UIデザイナー
次に勤めた会社が、受託の開発会社でした。いわゆるSI屋です。そこに新設されたデザイン部の一人目として採用されました。ここでUIデザインを始め、サービスデザイン、デザイン思考を叩き込まれました。サービスデザインに足を突っ込むと、必然的にUIとの間をつなぐ情報デザインとUXデザインも学ばなきゃいけないので、一気に成長して花開いた感があります。
またSI屋としては珍しいですが、企画から開発・運用を直接取引で受けてる会社で、顧客もエンタメから証券会社まで幅広かったので、いろんな種類の仕事ができてかなり良い修行になりました。
多分今の私があるのは、その会社での教えや経験があったからだと思います。全ての同僚や上司やお客様に心から感謝しています。
基本的な学習の仕方
基本的には実践ありきで、必要になったものをどんどん取り込んでっています。なので幅広くなんでも勉強してるかというと、そうでもないです。あくまで自分に必要だったものを基準としてるので、他人から見たら偏ってるかもしれません。
入り口は書籍であることが多いですが、専門家や書籍の執筆者に話を聞きに行くこともあります。
だけど世の中に落ちてる情報を得れば、そのことができるようになるわけじゃありません。実践する能力がなければ意味がないので、知識や情報を集めてくことよりトライアンドエラーで擦り傷作って進んで行くのが自分の学習スタイルです。
だから書いてる記事も経験則から導かれたことが多いです。
知識については学術ないし学術をベースにした方法論を重要視しています。裏付けがされてるのでより確かかなと。ただ学術はあくまで学術で、実際のプロジェクトに適用する場合はやっぱり応用するための能力が必要だなと思います。
日常生活で素振りして、仕事で試合する感じです。
今挑戦していること
現在もやってることは基本これまでと変わりませんが、ミッションはマーケティングやビジネス面でデザイン系ナレッジを活用し推進をしていくことが課せられています。なのでビジネスの観点で、今まで得たデザイン系のナレッジがさらに深まってる感じです。
・11年目-現在:マーケティング部で新規事業開発推進とコーポレートマーケティング
今いる会社は受託のソフトウェア開発会社ですが、ちょっと特殊で量子コンピュータとかFPGAとかGPUなどのプロセッサーを扱う・ソフトウェアの高速化と機械学習を強みにしたマニアックな会社です。
5Gが導入されることで、エッジコンピューティング、IoT、機械学習を理解しないとIT分野で新規事業開発難しいだろうなというので、技術を学ぶために今の会社に入りました。
正直、ちんぷんかんぷんですが、チームメンバーと新規事業開発したり、コーポレートのマーケティングするために自社・業界の分析することで、ちょっとずつ進んでいます。
自分が知らない先進的な取り組みが、多岐分野に渡り国内で積極的に行われていることを知りました。
技術を起点にしてる会社なので、今はシーズとニーズをマッチさせて新規事業をつくれるか挑戦しています。これは国の課題でもあると思ってます。デザインだと「Who」を起点にサービス開発しますが、技術サイドだと「How」が起点になってます。
私自身は圧倒的に「Whoから始めた方がいいだろ!」と思うんですが、「Howからできないのである!」と断言することもできないし、確率は低いかもしれないけど試してみる価値はあるなと考えてます。それに世の中にはたくさんのシーズがあるので、もしそれをビジネスに昇華できる術がわかったら、今より社会貢献できるなと考えてます。
またデザインだけでなく、技術はもちろん開発の方法論や実際の作業を理解することも課題です。事業開発の推進において、どうも私の場合は「デザインのナレッジだけでは実現力が乏しいんじゃないか」という気がしてならないので開発側にも手を広げようとしています。
その一歩目として開発の方法論の1つであるスクラムを学び、CSMのトレーニング講座を受けて認定を取得しました。認定があることと実践する能力があるかは別の話ですが、認定をきっかけにスクラムマスター として立ち回れる仕事を積極的にして、エンジニアと目線を合わせて、もっとエンジニアに共感できるように変わりたいです。
まとめ
書く記事や基本的な考えは、ここまでで書かれているワードや考えをベースにして作っていくことになると思います。もう少ししたらスクラムや技術的なことをデザイナー目線で書いたりもしたいんです。絶賛探求中。
つらつらと書きましたが、以上、私の今までと今トライしたいことでした。
お読みいただきありがとうございました。そして、どうぞよろしくお願いします。
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