7分でショートショートは書けるのか?「その場で書いて応募しよう! #ショートショートnote杯 開催発表会&書き方ミニ講座」イベントレポート
note公式のカードゲームがあるのを知ってますか?
カードを使ってショートショートを書き、スキの数で競争します。
ゲームの名前は「ショートショートnote」。
実は、ゲームは買ったものの、遊んでませんでした。
ゲームをデザインした高橋晋平さんと、ショートショート作家の田丸雅智さんによるイベントがあったので参加しました。
イベント「その場で書いて応募しよう! ショートショートnote杯 開催発表会&書き方ミニ講座」
正直、甘く考えてました。短文なら書けるんじゃないかと。
イベント主催者側からのごあいさつ。
・おもちゃクリエイターでカードゲームを開発した高橋さんが司会。
・ショートショート作家で田丸雅智さん。
・カードゲームの販売元の大澤孝さん。
この3人にもう1人加えた4人が審査委員になって「ショートショートnote杯」が行われています。
note上で行われている企画を知らずに、田丸さんの講座に飛びついたわたしは…どうすれば…。
なにはともあれ、田丸さんの講座が始まりました。
ショートショートの書き方ミニ講座 by 田丸雅智さん
今日はいつものショートショート講座ではなく、ショートショートnoteにあわせてアレンジした変則バージョン。
「不思議な言葉」から発想を広げていくのが、田丸さん式。
不思議な言葉からの広げかたも丁寧に教えてくれました。
いざゲームを遊ぶことに!
制限時間は7分。
「うっ!」となりましたが、短ければなんとかなるか…。
7分で書いたもの「貯金箱の音」「最後の結婚式」
1回目は「貯金箱」「のおと」を組み合わせて「貯金箱の音」
ムダづかいする息子のために、縁日で貯金箱を買った。
筋肉むきむきの三頭身のボディービルダーの口からお金が入る。
「貯まっていくといい音がするよ!楽しみにして」
威勢のいい店主に半ば押し付けられた。
次の日、息子は500円を貯金箱に入れた。
チャリーン!といい音がする。
数日後、息子は100円を貯金箱に入れた。
ジャリーン…にごった音が聞こえた。
さらに数日後、息子は10円を貯金箱に入れた。
ドカーン…貯金箱はバラバラになった
お金は貯められたが、息子のストレスは貯められなかった。
不思議な言葉は浮かんだものの、貯金箱や息子のイメージが浮かばず、苦戦。
続いて2回目は「最後の」「結婚式」を組み合わせて「最後の結婚式」
ぼくのおじいちゃんは結婚式が大好きだ。
誓いのキスも
ケーキカットも
お色直しも
二次会でのバカさわぎも
とにかく好きだという。
そんなおじいちゃんもまもなく100才。
「100才の誕生日に最後の結婚式をするぞい!」
親族一同、本当に最後になるのか、
70人をこえる元妻たちの視線は冷たいが、おじいちゃんは気にしない。
100人を超えるこども孫たちは
途中でタイムアップ…。
よくよく考えてみると、「貯金箱の音」も「最後の結婚式」も全然不思議じゃない。自分の頭の固さに直面しました。
7分で書けるかたが続出
1回目で読まれた氷堂さん。ロマンティックな…。
2回目で読んだロッサさん。「スカイダイビング婚」ってキラーワードが!
ほかにもたくさんの参加者がnoteで作品を公開されています。すごっ!
以上、わたしが見つけられた作品だけでも、これだけ…。
ショートショートnote杯の締め切りは一ヶ月後の11月14日。精進あるのみです!
高橋さん、田丸さん、大澤さん、ほかの参加者のみなさん、ありがとうございました!
ほかの参加者が書いたショートショートを読めるtogetterをぜひ!
面白いものを見つけて写真を撮れたら投稿します。世の中、面白いものがたくさんあるのに、消えてしまうのがさみしくて。