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理性と本能。

まいどゴキゲンです。人の「ヨロコビ」に焦点を当てて人をゴキゲンにする活動をしてます。

心と体の健康の喜び、つながりの安心感を悦び、達成や成功、趣味などへの没頭を歓びと名付けてます。そう考えて対策取っていくとゴキゲンになりやすからそうしてます。

今日は心の喜びと、成功や達成などの歓びにリンクしたことを書きます。これはある漫画から学んだことです。

人間の行動には意識して動くことと無意識のまま動くことがあります。理性と本能と変えて言ってもいいし、頭と身体というふうに分けてもいいです。

仮にマルシアさんの名前を使わせてもらいます。理性的なマルシアと本能的なマルシア。二人合わせて自分だから片方を消すことは出来ません。

理性的なマルシア
理論的に考える
計画を立てたりして物事を判断する
感情を思考でコントロールする

本能的なマルシア
欲求
好き嫌い
直感
感覚的

どちらもあります。どちらもあってひとりです。どちらが完全に欠けていることはありません。でも、このバランスを取るのがすごく難しいんですよね。

例えばマルシアが紅白に出るためにめっちゃ歌の練習をするとします。もうめっちゃ疲れてるけど、紅白に出たいので気合で頑張ります。

※マルシアはいません。

適度な頑張りならいいんですけど、あまりに頑張りすぎるとこんな時本音は休みたい、休憩したい、寝たい、という欲求が出てきます。でも目標に向かっていくためにはこのままではだめで、〇〇をする必要がある、と理性で考えて「やらなきゃ」という声が大きくなるので本能の声が聞き取りにくくなってしまうんです。

もっと音程を合わせないと。
もっと声量上げないと。
もっとグルーヴ感出さないと。(グルーヴの意味は知らない)

となると無理をしてしまうんです。もちろん成長のためには努力が必要です。努力し成長するためには、ある程度自分自身を追い込んでやらないとそうは伸びていきません。でも、本能の声がだるい〜、休みたい〜ならいくら理性に則った方法で努力しても、気づかぬうちに心や身体が疲弊していくんですよね。

※マルシアではありません。

でも本能に忠実に生きていくと練習にもなりません。だから1番いい状態は理性で「やらなきゃ」と思いつつも、本能で「やりたい」と思っている状態です。

じゃあどうすれば一致したことが出来るかというと、最初は「本能の声をきいてやること」です。どうすればいいかというと、自分を追い詰める強迫的な練習になっているとするなら、一旦無理やり休んで、やりたいと思えることをまずはやってみることです。マルシアが流行の水着が欲しいと思っていたらショッピングに行ったり、昔の彼と寄りを戻したいと考えてたとしたらギタンとデートすることです。もちろん出来る出来ないはありますが、出来るだけ本音の声を聞いて自分を「和らげる」ことが大事です。

※マルシアではありません。

一度休んでやりたいことをやってみる。それはリフレッシュにもなり、欲の増加にもなります。何の欲かというと「歌を歌いたい」という欲求です。上手くならなければいけないと思いながら歌うのと、歌いたいと思いながら歌うのとではどちらが上達が早いと思いますか?もしくは、その気持ちが歌に表れるだろうから、誰かの心に響く歌が歌えるのはどちらだと思いますか?ボクは完全に後者だと思ってます。そうなると、「理性と本能の一致」が近づき最高の状態になっていくんですよね。

また、歌の練習も好きなことからやるのがいいです。もしくは好きなことと組み合わせてやること。演歌よりサンバが好きと思っているならサンバを歌う方がいいし、漫才が好きなら歌を歌っているときに意味もなく「なんでやねん!」と合いの手を入れながら歌ってみるのも楽しく出来て効果があると思います。

弱点補強のために嫌なことをする。それも大事です。声量を出すために肺活量をアップさせる練習なら地道で辛い練習が必要となるでしょう。でも、「やらなきゃ」ばかりやっていると本能の自分がどんどん追い込まれていきそれが元で心身に支障をきたします。だから「やりたい」という欲求を大切にしてやることも大切なんです。

今回はマルシア、紅白に出たいという目標からどうあるべきかを紐解いていきましたが、これはスポーツに置き換えても分かりやすいですね。甲子園に変えてもいいし、花園でも総体でもワールドカップでも金メダルでもなんでもいい。これは割と簡単に置き換えることが出来ると思います。

※どこかにマルシアがいるかもしれません。


じゃあこれは会社に置き換えるとどうなるか?という視点も書いておきます。上記したことときっちりリンクさせるのは難しいので、少し違った視点から書きますが本質は同じです。
まずは経営者という立場から。経営者が経常利益を上げたい、と思うのは当然のことです。でもそれが「上げなければいけない」という気持ちで行動していくなら結果は出にくいです。内部留保がある程度ないと不安だから、という気持ちで「上げなければいけない」で進んでいくとどうなるか?
そもそもの話、内部留保を増やすために仕事やってるって社員に伝わったら社員は気持ちよく仕事出来るわけがありません。そんなことのために仕事をしているのではなく、生活のために仕事してるんだと思うだろうし、この会社が好きで仕事していたとしてもそれが伝われば幻滅し離れていくでしょう。また「上げなければいけない」という思考の元でやることは、利益を優先し過程を充実させることを度外視してしまいます。リスクあるチャレンジは出来ないし、社員さんに重労働を課すこともあるでしょう。それは結局いい方向に向かうことはなくなってしまうんです。

でも、経営者の本音、本心はどう思っているか?から考えると理性は「安心出来る経営がしなければいけない」だと思いますが、本心は「楽しみながら経営したい」なのだと思います。社員と円滑なコミュニケーションを取りながら和気あいあい切磋琢磨しながら成長成熟していきたい。共に毎日ゴキゲンで過ごしたい、が本心なのだと思うのです。

あ、社員さんの物心両面の幸せを考えず、自分が儲かってたらそれでいいというのが本心本音なら本心本音の方を変える努力がいりまっせ。

じゃあどうすればいいか、はその人の数だけやり方があります。まあこうなると経営者はボクのいう、社員さんの喜び、悦び、歓びを満たす方法をとるのがいいですよね。(これからばんばんその方法を書いていきます)


本音を大切にすると喜びを感じやすいです。それは今の本当の気持ちに素直に従っているからです。これで脳内幸福物質セロトニンが出やすくなります。目標に向かって頑張ってる時、自己成長を感じながらできてる場合は脳内幸福物質ドーパミンが出やすく、結果が出るとまたドーパミンが出て大いに「歓び」ます。ただこの歓びだけに目を向けて行動すると骨幹となるセロトニンが出にくくなりその方面の幸福感を味わいにくくなります。ドーパミンは「もっともっと物質」とも呼ばれていて、欲をコントロールするのではなく、欲にコントロールされるようになる恐れもあるんですよね。だからこのバランスがとっても大事なのです。

ちょっと長くなってしまいましたが、今回は伝えたかったことは一言でいうと「自分の本音や本心に耳を傾けよう。そしてそれを大切にして理性と合わせよう」ってことでした。

では読んでくれてありがとうです☺


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