HSP 言えない、そして悲しむ
夜風中あたりながら、外を見てた。
今夜は柵の外へは行かない。
でも、落ちれば一瞬で何もかも、嫌なことから逃げ出せる。
その甘い誘惑にどれだけ耐えれるだろうか。
数歩進めば終わりがある。
こんなにも気持ちの良い夜に、こんなのと考えて
後ろで寝ている愛しい人の寝息は聞こえない。
「好きだ」の言葉にも心踊らない。
私は今ここにいることが正しかったのか、答えが出せないで途方に暮れている。
1番慕っていた祖母には、「都合の良い時だけ頼ってきて、私は裏切られたのね。返事なんていらない、好きな人といなさい。」の一言。
、そんなつもりじゃなかった。
ただ、彼と遠くに行くといえなかった。
彼しか見えていない私を、必死に止めようとするのが目に見えてたから。
成長した姿を見せれば分かってくれる。それから、謝ろうと思ってた。
、言えなくて、ごめんなさい。
本当は大好きで、ずっと逆らわずに良い子でいたかった。
でも、失敗しての人生。
失敗ばかりもつらい。
大切な人を『嘘』で傷つけた。
そして、自分も傷つけた。
もう2度としない。
無理に笑顔を作って彼を安心させようとする事もしない。
本当のことをありのまま伝えられる勇気を持つ。
4:58 ...もうこんな時間
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