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なんか知らんけど笑っちゃう。人間。

とらさんでございます。

私のすきな言葉に「笑顔は最大のおしゃれ」というのがあります。

今回のテーマ「爆笑」なんですが、
実は爆笑と大笑いというのは違うもので、大笑いは個人が、爆笑は大人数がどっと笑うこととなっています。

人間の「笑う能力」、人間は「笑う存在」

 人間誰でも笑います。基本的なことなのですが、どうして人間は笑う能力を持っているのか、この証明はまだ出来ていません。 動物を研究する先生方でチンパンジー、ゴリラ、霊長類の類は笑いの表情を持つという観察結果のレポートを出している方がおられます。霊長類になって初めて笑いの表情が見えてくる、つまり笑いの感情を持って、笑いの表情がついてくるのかな、と私も思っております。
 人間は笑いをふんだんに使っています。古くはアリストテレスが言ったというのですが、笑うのは人間の特権である、笑うのは人間だけだ、という言い方があります。霊長類の一部がそういう表情を示す時があるにしても、私は笑うのは人間だけだと考えていて良いのではないかと思います。これほど笑いを生かして使っているのは人間しかないのですから、やはり笑うのは人間だけだと考えていて良いのだと思います。笑う能力が人間には生まれながらにして備わっているのです。それはどうして分かるのでしょうか。
 人間が生まれ出て初めて見せる笑いというのが生後4~5日とか1週間とか、個人差はありますが、ニコッと笑う表情が出て来ます。エンジェルスマイルとか、新生児微笑とも言われています。スヤスヤと眠っている時にフワ~ッと浮かんでくるのです。 これは学習してそういう笑みを浮かべるわけではありません。たまたま不幸にして目が見えない、耳が聞こえないという赤ちゃんでもそういう表情が出てきます。これは生得的なもの、人間が生まれつきにして持っているという証拠ではないかというわけ です。私も実はそれを信用しています。ですから生まれてすぐに新生児が見せるなんとも言えないあの笑顔、あれが人間生まれ出て初めて見せる笑いではないかと思っております。
 人間は生まれながらにして笑う能力を秘めている、長い人類の進化の歴史の中で、そういう能力を持ったと私は思います。それがずっと連綿として受け継がれているのではないかと思います。遺伝子のどこかに笑いを誘う遺伝子があるのではないかという考え方をしたりします。しかし、それは証明されていません。
 私はなぜ人間が笑う能力を持ったのかということで、二つの理由を考えています。一つは、人間は生まれたらやはり元気に生 きる、健康に生きる、というのは生物ですから至上命題です。この元気に生きるということに笑いは関わっていたに違いないと いうことです。最近でこそ自然治癒力という言葉も出てきましたが、やはり笑いというのはそういう自然治癒力みたいな働きをしていたに違いないし、今日もしていると思います。そういう元気に生きる力に笑いが関わっていたに違いないと思います。
 それからもう一つ、人間は一人では生きられない、ということです。必ずまずは親に育ててもらい、そして仲間と共に生きないと人間は生き延びていけないのです。ということは、やはり仲間との関係、それを調整し、 仲良く関係を取り結んでいく、そのことの為に笑いというのは関わっているのではないかと思います。
 私はこれら二つの理由から人類の長い進化の中でそういう能力というのが人間に備わったのではないかと思っています。


まあまあ、そんなことはさておき。
さっそく笑いましょう。

このテーマで思い出した動画があります。
1分22秒の短い動画ですので、音声ありでぜひ見てみてください。

たとえば、笑いも怒りも伝染するのなら、笑ったほうが素敵ですね。

おまけ