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バーゼルの街とゲーテヌアム

こんにちは!

どうもnakarikuです!

昨日2月3日の0:50に羽田を出発し、2月3日の5:20分に着きました。

8時間の時差があり、しっかり時差ボケしてし、ホテル戻ってすぐ寝てしまったので、今日の投稿となってしまっています。

てなわけで、1日目は、バーゼルの建築とルドルフ・シュタイナーの第二ゲーテアヌムに行ってきました。

ゲーテアヌムはウィーン分離派あたりを勉強していた時に、気になっていて、バーゼル近郊だったのでよしいこうと。

街を歩いていると、街の雰囲気もいいのですが、普通にヘルツォークやら、マリオ・ボッタの建物があります。


自分の泊っているホテルは橋を挟んで反対側にシグナルボックスがあるなど、街を歩いてるだけで楽しいです。


シグナルボックスのディテールを知らなかったのですが、近くで見ると、あのファサードは、鋼板をフックに引っ掛け、引っ張ることで鋼板を捻れさせていました。



薄い鋼板だからこそできる表現をうまく使っていて、すごく建築の素材の使い方、面白さを体験させてくれました

歩いてるだけで、こんな建築体験できるのってすごいですよね。



これは、神秘思想家、哲学者、教育者である
ルドルフ・シュタイナーが設計した建物です。

バーゼルからトラムに乗り、ドルナッハという所までいきます。

そこから徒歩で言ったのですが、鳥がないていたり、道の裏から子供たちの遊ぶ声が聞こえたりと、時間がゆったりと流れていました。

そうして坂を登っていくと、ゲーテアヌムが顔を表し始めます。

名前の通り第2ゲーテアヌムということで、
第1もありましたが、火事で焼失してしまったそうです。


中はこんな感じ。


野性的な印象であるが、開口からの光や照明が明るく美しく照らし、神秘的でありながらもパワーを持った空間になっています。

また、彫刻的な造形でありながらも、階段の下や吹き抜けの壁面など力を受ける構造が入っていることも分かります。

色の使い方も美しいです。

細部までこの建築の造形の思想が貫き通されていて、そこに感動すると同時にここまで作ってしまう職人さんの技術もすごいと思いました。

なぜこんな造形や空間にしているのは、全く読み取れなかったのですが、ツイッターで隆範が仰っていたように、思想家の建築は抜かりなく、全てに意味があると感じました。


はあ~~っとため息をつくような美しさで
この建築の迫力に終始圧倒されていました。

言葉に置き換えることが出来ない自分の力不足ももちろんあります…

でも、体験しないとわからないこととは、
こういう事なのかと感じました。


とても貴重な体験ができたし、早速勉強していた事が生きた経験となりました。

是非興味のある人や建築の方々は見に行ってみることをお勧めしたいです。

今日はこんなところで。

今度は次の都市クールに向かっております!

ではまた!



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