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町とともに新しいことへチャレンジする


豆塚輝行さん(ベルグ福島※取締役・農場長)
福岡県ご出身の豆塚さんは、接ぎ木苗生産販売で国内トップシェアを持つベルグアースさんへの就職を機に愛媛県へ移住。
その後、2015年にベルグ福島さんの立ち上げで川俣町に来られました。現在は、農場長として各種事業の立ち上げ、運営から生産現場の管理まで幅広くお仕事をされております。

ベルグ福島さんは、野菜接ぎ木苗生産日本一のベルグアースさんのグループ会社です。品質の高い苗を生産し、関東・東北に出荷しています。

町に来られてみての最初の印象は?
南から北に来ると違いや驚きがあったのでは?とよく聞かれるのですが、正直違和感がありませんでした。大学の時から、熊本、宮崎等転居する機会があり、引っ越すことに慣れていたのかもしれません。福島の方言についても、聞き取りづらいということもありませんでしたし、町の方には最初からよくしていただいており地域の方との付き合いについても、困ったことは特に感じていません。

町で働いてみての良いところは?
一緒に働いている方々が真面目で優しく、人柄がよいところと、あたたかいサポートをいただけることです。ベルグ福島の立ち上げ、そして事業展開にあたって、本当に町の皆さんにたくさんのご協力をいただきました。他の事業者さんとマッチングしていただき事業の幅を増やすことができたり、小学校の活動に携わらせていただいたり、視察先として訪問していただいたり、知名度をあげるために取り上げていただいたり・・皆さんのサポートで、事業を軌道にのせることができていると感じております。

南小 ベルグ福島協力による栽培 (1)

▲川俣南小学校での野菜栽培の様子

仕事をされていての楽しさはどういうところに?
今ベルグ福島を立ち上げて6年目になりますが、常に新しいことにチャレンジできることです。昨年は、新しい植物ワクチンの製造施設をつくりました。来年からは植物ワクチンの開発研究施設を立ち上げる予定です。
植物ワクチンの研究に取り組めることはとても大きなことだと感じています。植物ワクチンは古くからある技術ですが、近年ようやく普及してきたものです。ワクチンを活用することで農家さんが困っているウィルスによるさまざまな課題を防ぐことができます。ベルグ福島でしっかりした開発を行い、ワクチン接種をした苗を展開すれば、農家さんの収穫量アップに繋がるので農家さんへの貢献度が高いと考えています。

ワクチン製造拠点1

ワクチン製造拠点3

▲ワクチン製造拠点の様子

あなたにとっての川俣町は?
もともと、ベルグ福島は、震災復興を目的とした企業誘致で川俣町に来ました。復興に終わりはなく、これからも川俣町とともに歩んでいけたらいいなと思っています。そして、植物ワクチンの開発研究施設を通して、農業の新しい開発拠点にしていきたいと強く思っています。

移住を検討される方へ一言
移住となるとなかなかハードルが高く、構えてしまう方も多いと思いますが、そんなに心配しなくてもよいと思います。寒さや気候を心配されている方も多いと思いますが、九州出身でも住めています!

ベルグ福島空中写真2

▲ベルグ福島さんの拠点
福島そして日本農業の未来に貢献したい方、募集中です。

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