3行日記 〈燃え殻 すべて忘れてしまうから 〉読書で少しだけ心静まる2024.03.12

朝にカッカする出来事があった。
知らないのは自分だけ。
カッカしているのもわたしだけ。

どうにも頭から離れずカッカし続ける。

“そうだ、本を読もう”

休憩時間に本を読む。
今読んでいるのは燃え殻さんの
『すべて忘れてしまうから』
というエッセイ本。

随所随時に“そうだよね”と、共感できるところがある。

少しだけ不器用さを感じ、自分と重なる部分がある。

人との何気ないやりとりや、その瞬間感じたことが綴られている。

生きにくくても、
その中に身を委ねてゆく。

瞬間的にそれに逆うこともある。

それでいい。
自分が決めて先を歩いてゆくのだから。

…

ほどなくして違う部署へ移動した職長さんに会う。

その中で、退職に際し有給消化しない話になり、
「ありがとうございます」という言葉をもらう。
所長とのやりとりでの意地でとらないことにしているが、感謝されてしまった。

毎日ヘキヘキしている。

今日はカッカばかりしていたが、なんだかそのやさしい言葉に救われた。

そんなことないです。
こちらこそ、今までありがとうございました。

カッカしないで残り時間を過ごしたい。

退職まであと19日。