子供時代 凍れると登校が1、2時間遅れる話。
今朝は氷点下25.5度まで凍れました。カワコです。
寒い朝は車のエンジンもかからないことがあり、ドキドキします。
本日は職場の洗濯機の水レバーが凍り、動きませんでした。(昼頃復旧しましたが…)
さて、この時期のわたしの小学生時代の話です。
毎朝7時前、NHK天気予報『6:50の気温』を欠かさず見ていました。
なぜかといえば…
気温によって登校時間が1時間、2時間遅れることがあるため。
氷点下25度以下で1時間遅れ
氷点下30度以下で2時間遅れ
ルール適用は2月まで
(3月に入れば、どんなに凍れても通常登校する)
こんな決まりがあった。
寒いけど特別感があって、このシステムが好きだった。
時に、うっかり見逃し、
“教室に誰も来ない!”
と、思ったら1時間・2時間遅れということもザラだった。
20代後半のわが子たちも
このシステムのお世話になった。
当然のように思っていた。
…のだが、
上の子が小学生3年生の頃。
氷点下25度以下の日が10日以上も続く異常な年となる。
その間は決まり通り1時間、2時間遅れで学校がスタート。
親としては授業の遅れが気になっていた。
しかし、決まりなので仕方がない。
そして適用外となった3月(と、記憶している)。
学校から文書が廻ってきた。
“充分に学校の暖が取れますので
そのルールを撤廃します”
という内容だった。
…自分の代から続いていた歴史に、幕が閉じた。
“学校内の暖が取れる?”
という問題じゃない。
道中が寒いんでしょうが!
と、当時は憤りました。
冷静に考えれば、授業日数の関係だったのだろうと理解ができます。
ただその気温だと、
少し歩いただけでも髪やまつ毛が凍ります。
呼吸だってしにくい。深呼吸なんてできません。
鼻の穴だって凍る勢いです。
耳や手足もしもやけ、凍傷にだってなります。
防寒はかなりしている。
…が、凍てつく寒さなのだ。
…
文書配布後に分かったことがある。
「わたしの子ども時代からのルールがなくなってしまった」と、職員室で先生と話していた。
すると別な先生も加わってきた。
「え?そうなんですかー?私の地域ではそんなのありませんでしたよ!」
え、そうなの??
特別寒いここら辺地域のルールだったようです。
北海道独自のルールと信じきっていたけど違うようです。
そうだよな。
北海道は大きいもんな。
誰かが言っていた。
“山を越えたら、もう他の県だ。”
と。
微妙にだけど言葉が違ったり、こうしてルールが違うのだ。
狭い世間でしか暮らしてこなかったから?無知だった。
それにしても懐かしい。
この時期になると思い出す。
エンジンがかかりにくくなるトラブルはあるものの、今は寒くとも車でスイスイ移動ができる。
凍れる日は可能な限り、学校まで送迎してあげてほしいな。
と、切に願う。
寒さはまだ続きますが、
風邪や流行りモノにはくれぐれも気をつけましょうね。
さ、今日も明日も元気に。
カワコ
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