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無料楽譜付き!今後失敗しないための初歩のタンギング「徹底マニュアル」

割引あり

皆さんこんにちは!川合音楽塾の川合です!

今回は皆さん悩まれる「タンギング」です。

私も学生の時に苦労しましたし、今教えていても、習った事が無い、又は教則本だけでは説明不足で分からず正しくタンギングが出来ておらず、「息」で音を切っていたり、中には舌を横にスライドさせ、舌を切りながらタンギングされていた方もいらっしゃいました。

そうならないように、この記事を書かせて頂きますので、最後までお読み頂けたら幸いです。

まず、息で切るタンギングをされているかどうかを見抜く方法ですが、簡単ですのでやってみて下さい。
そして、息で切るタンギングをご自身で無意識でされている事がとても多いです。
是非参考にしてみて下さい。

1、まず楽器を持ち、メトロノームを100で付けます。
2、メトロノームに合わせ、何の音でも大丈夫ですので、「ネコ」と、八分音符を入れていき、タンギングをします。(四分音符50で十六分音符)
3、口(声)で、「ラーラーラーラー」と言います。
4、「ラ、ラ、ラ、ラ」とも言います。

以上で、3と4、どちらが近かったでしょうか?

3の「ラーラーラーラー」というのは、「アー」に、舌を上顎に軽く付けると、「ラ」と言うだけで、絶対に「アー」というのは途切れない、つまり、息の流れは止まらない事はご理解いただけますでしょうか。

それに対して4は、「ラ」と「ラ」の間で「ア」が止まる、つまり息も止まると思います。

4に近い方が、息で止めているタンギングになります。舌を使ってリードに舌が触れていても、息が止まってしまうと、息で切っているタンギングになってしまいます。

4は決していけない訳でも無く、プロはちゃんと場所によって使い分けますが(ほぼ使いませんが息の使い方としては切らなくても切るに近く息を使う場合はあります)、例えば、全く同じくタンギングを連続させる事は、お腹全体を使ってしまうため、少しでも狂うと同じくできなくなってしまったり、速いタンギングでは、息ですので、ようは「アハハハハハ」と腹筋で切らなくてはならず、効率的ではありません。

ですので、3の、舌だけで切るタンギングが推奨されます。

クセが付いてしまっている方もご安心下さい。下にあります楽譜を見ながら、一緒に直していきましょう。簡単です。
それではやり方を見ていきましょう!


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