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信頼できる人、信頼できない人

フードスタイリストの河合真由子です。
この世の中、人との関わりなくしては生きてはいけません。ただ、人間関係には煩わしさはつきもの。ここでは、仕事をするうえでわたしが大切にしている人との関わり方についてお話します。

仕事における人との距離の保ち方

わたしが仕事をする上で大切にしていることがあります。それは、その人と価値を共有できるかということ。発注元であれ発注者であれ、お互いの関係は常にフラットであると認識しています。仕事において協調性は大事。でも、高圧的な態度や、一緒によいものをつくろうとしない、またはそれに必要な情報共有やコミュニケーションをとろうとしない人とは、お互いの価値を共有できないため、一緒に仕事をしないという選択をしています。逆に下心をもって変に仲良くしようとはしませんが、人としてフラットに相手に接するということと、相手を尊重する姿勢は大切にしています。また、私なりの気遣いとして、美味しいものを誰かとシェアしたいので旅先でみつけた美味しいものをおすそ分けすることはしています。


迷ったら電話してみる。


仕事をしていると、コミュニケーションベタな人がこの世には本当に多いなと感じます。(わたしも人のことをいえた立場ではありませんが。)フリーランス、会社員、はたまた時短勤務や、在宅勤務などさまざまな勤務体系の人とお仕事をしているため、基本のコミュニケーションツールはどうしても、メールやチャットなどのオンラインツールに頼ることが大半です。でも、ですね、このメールやチャットの文字情報は、ときにそのニュアンスが誤解を与えることが多々あります。旧知の仲の人ならまだしも、仕事で1度しか会っていない人とメールでやり取りを続けていると、良くも悪くもとらえられるようなメール文章に遭遇することがあります。それに対して、こちらはどう、反応したらよいのか?もしかしたらお相手も同じことをおもっているのかも?などと、一瞬止まる。だからそういうときこそ、わたしは電話をつかうようにしています。電話って、相手の時間を拘束するので極力つかいませんが、でも文字情報だけでは読み取れなかった相手の温度感がちゃんと確認できる。なんとなくすれちがっていた思いも、うまく軌道修正できる。仕事において、この微妙なすれ違いは、ほおっておくとロクなことになりません。気づいた瞬間にすぐ軌道修正しないと、後々大変なことになるからです。なので、よい仕事をするためのよい人間関係を構築するために、わたしはまよったら即電話をするようにしています。

依存した人間関係はいらない


もう一つ、仕事の人間関係で大切にしていることは、あくまでお互い自立した人間であることと定義づけています。雇用主であれ、雇用される側であれ、もう、さすがに立派なオトナ。頼ったり頼られたりすることと甘えたり依存することとはまた違います。
わからないことがあれば、自ら聞く。どこまでわからなくてどこからがわからないのか相手にわかりやすく伝える。最低限自分でここまで調べたけど答えがみつからないから相談にのる。であれば、わたしはいつでもウェルカムですが、何がわからないかわからない。納期を過ぎても返事がないから問い合わせてみたら、実は一人で悩んでました・・・的なことは、正直、セルフスターターな姿勢ではないなとおもいます。
立場を問わず、依頼されたことは全力で自力でやりきるのは当たり前。そして、うまくいってもうまくいかなくてもすべては自己責任。すべて自分で受け止める。その姿勢がないと、仕事相手として、ちょっと厳しいなとおもいます。
誰かの評価に一喜一憂したり、うまくイカない理由を他に求めてみたり、誰かからの承認をひたすら求めてみたところで、よい人間関係は構築できないと思います。
当たり前のことを着実におこない、結果はすべて自己責任で自分の足でしっかりたつこと。そういうマインドの人とならお互いを尊重しつつ、踏み込みすぎず、ほどよい距離感でよい仕事ができるのではないでしょうか。

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