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働き始めて半年、仕事。

世の中に必要な仕事なんてほんとうは一つもないんじゃないか。

人が、むりやりにやるべき事を作って、価値をつけて意味をつけて、これが仕事だよと呼ぶようになり、何年も何年もかけてたくさんの仕事ができあがった。なくなったりもした。

ほんとうは、仕事と呼ぶ必要なんかないはずなのに、生きるためにはお金が必要だから、お金が生み出される仕組みが必要で、その中でやっぱり働かなきゃいけなくて、だから仕事がある。

それと、仕事は人生だから自分らしさがあった方がよくて、楽しむ方がいいって声が方方からしてくる。

けれどそれに苦しめられるときだってある。
仕事がびみょうだと人生もびみょうだよ、みたいな。そう言われてる気がしてくる。

こんな考えは、ただの羨ましさからくるものかもしれない。

けれど、仕事を神格化しすぎてぜんぜん届かなくなって、身動きが取れなくなるくらいなら、わざわざ仕事の中に自分らしさを持ち込まない方がずっとこころにいい。

どんなに繰り返しの仕事でも、どんなに意味がないと思えても、もともとむりやりシステムにして価値をつけたのだから、それは当たり前かもしれない。

もともと無いものを有ると言って、意味を付与付与してきたものなのだから。

だから、ちょっとでも自分なりに、自分の外枠の1ミリ2ミリを広げられたら、それがいちばん意味のある事かもしれない。

散々仕事について考えているけど、本当は、たとえ無職になって仕事が失くなっても、自分らしく健康に生きられることが本物の人間だとおもう。

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