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珈琲屋の接客

無理に天気や洋服の話しをするくらいなら、話しかけない方がいい。 コーヒーは習慣性のあるもの。 フレンチやディズニーみたいな特別なものとは違う。“いつも”や“毎日”、“通う”が可能なもの。 ならば、+1のホスピタリティが大切だと私は思う。積極性やポジティブだけが接客じゃない。 私が一人でコーヒーショップに行くように、また、喫茶店やカフェが日常とは離れた、よしっ明日からも社会で頑張ろうと思わせてくれる場所である限り、一人で来てくれているお客さんの潜在意識へ入っていくことに、

    • パーフェクトデイズ

      一番良かった台詞のこと。 「何も変わらないなんて、そんな馬鹿な話なんてないですよ」 規則正しく、足るを知る的な習慣の中にいる主人公の台詞。 自分が繰り返しの毎日の中にいたとしても、 いつもあるものが無くなったり、いつもの人が来なくなったりする。 無かったものが新しくできたり、誰かがひょいと新しく来たりもする。 寂しい人が気持ちを埋めにやって来たり、楽しいことを仕掛けたい人が、いたずらするみたいにひっかけたりも。 あとは、共通項がなさそうな、そっち側とこっち側の世界が混ざ

      • 劣等星

        人のことが羨ましくてたまらない。 何でもいいけど、あの人にはこれがあって、こういう武器があって、ちゃんと武器活かしてて、今は活かしきれてなくても、その道歩いてれば輝くなーってのが見えてくる。羨ましいなー。 自分になんて、いくらでも難癖付けれる。 純粋に、自分がいろいろなことに中途半端すぎる。知っていることだし、認めていることだけど、いつまでも変わらない。 人の良いところばっかりが目につく! と、いえば良いのかしら。 私にも武器がほしい! 強くて艶々したやつが!!

        • 発表会!!

          2ヶ月前、でるか迷っていたダンスの発表会。今思えば迷う理由なんて何もなかったと思える。何をそんなに怖がっていたんだろうと。 その時の↓ 小3からダンスを始めて高3まで。その後5,6年踊っていなくて、最近また、久しぶりにダンスをやりたくなってスタジオに通い始め、すぐの機会だった。 ダンス歴でいったらけっこう長いのに、全然上手くなくて、周りと馴染んでない自分の踊りが、鏡越しにすぐ分かる調子だった。 でも、このたった2ヶ月だけどアイソレの基礎をやり直して、リズム取りも集中し

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          仕事にかっこつけたかった

          少し前にメモがてら保存しておいたもの ———————————— 最悪の毎日だ。 あんなにも考えることが好きだったし求められてもいたし、歓迎されていたのに、いざ働いてみると「余計なことはしてほしくない」「とりあえずは決まってることをやってほしい」と。頭を上から押さえつけられている、半年も。 初めは気持ちが反発していて、最悪!信じられない!ありえないキモすぎる!とさえ思っていたけれど、もうだんだんと自分の中の何かが大人しくなっている。 諦めなのか、受け入れなのか。 仕事と

          仕事にかっこつけたかった

          人をサポートしたい!

          人材派遣についてもやもやすることがあって、考えてみたんだけれど、 誰かのことをサポートしたい!とか助けになりたい!とか、それを仕事にしているとき、またはしたいと考えられているとき、その人達は、サポートをされる側の、そのそっち側になるという発想を、そもそも持ち合わせているんだろうか。 むしろ、自分とは別者だと捉えているからこそ、そういうことが言えるんじゃないか。 結局は、“人をサポートするという自分のキャリア”を積みたいだけなんじゃないか。 その素晴らしい、他者ありきのキ

          人をサポートしたい!

          踊りに救われてる

          どんなに仕事がいやで終わって疲れてても、その足で踊りに行ってしまえば、その日働いてたことを忘れるくらいに入りきっちゃう。やっぱり楽しい。 集中しているから踊り終わったあとは、一冊本を読み切った後の、あっいま本読んでたんだと感じるみたいに、あっいま私踊ってたんだ、と現実に戻ってくる。 これまで色々なことを経験してきて、何でもかんでも辞めたくなるし実際辞めてしまうような中途半端な自分だけど、やっぱりダンスがあるだけで自分を保ってくれるし、心の底からこれがすきだと断言できる。

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          自分の感受性くらい

          茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』という有名な詩がある。 これが家のトイレに貼ってある。というか勝手に写して勝手に貼った。 自分の置かれてる状況で、詩のどの部分が色濃く目に入るのかは変わってくるけど、 自分の心がパサパサに乾ききってしまったら、乾いたことにも気づけないから、気づいた時にお水を探して、足してあげる。そしてまた、乾いてきたら潤わせてあげる。 それをずっと繰り返していかないとだめなのよね。 自分への水のやり方を忘れちゃったら、思い出すのが難しくて大変だから

          自分の感受性くらい

          褒められた

          踊りを本気でやろうと決めてから1ヶ月、初めて先生にほめられた!見つけてもらえた。 先週、基礎ができていないことをやんわり伝えられていたから、素直に嬉しくて喜びを感じた。 きっと、自分で考えた練習のやり方を「合ってる」と言われたようなものだったからだと思う。 なんでか分からないけどできるようになったとか、何回もやってたらコツ掴んできたとか、そういうものじゃなく、 ちゃんと、自分の動きと先生の動きを見比べて、形が違う、何かがちがう、というような部分があれば、なぜちがうのか、 頭

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          選んだ恐怖

          東京の舞台に立てる機会。 〆切まで残り2日で決めるのは今日しかない。 先生に、出演の了承を得てからでないと申し込みすらできない。 やりたいですの一言が言えなくて怖くなって、 少し離れた椅子に座って「どうしようどうしよう」とひとり頭の中でぐるぐるしてた。 けど、言わなかったら後悔するし絶対に成長できないと思い、やりたいですと言いに行った。 そしたら、自分の感覚では、うーんできるの?という感じが先生から伝わってきて、一瞬にして言ったことを後悔した。 ハードだよ。難しいよ。基

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          1週間に彩りが

          踊りをまたちゃんとやろうと思えてから、一週間に彩りがでてきた。 レッスンと練習と移動中と。これまでの一週間8時間×5日以外の薄くのばされた空白時間は、生きている時間でうめられていった。 ワークライフバランスのライフ部分は、消費活動が中心であるようにして語られることが多いけれど、そんなこともないんだと分かってきた。「プライベートを充実」は、友だちと遊んでカフェに行って映画を見るだけじゃないんだぞと。 レッスンに行くと、まだまだ自分が下手くそなことが分かりやすく見えてくる。

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          踊りたい欲

          踊ったあとのほうがもっと踊りたい気持ちになった。 働き始めて半年がたって、それでも踊りたいから最近イベントに出たり見に行ったりした。 そしたらすごい楽しかった。 髪の毛セットして衣装きてステージにたつのも、ステージに立って踊ってる人を見るのも、練習の時間も、全部に生き心地がある。 長いことダンスをやってきて、上手くなりたいと思ったことは正直なく、楽しく踊っていたいのきもちだけでずっと続けてきた。でも、いまここにきて、めちゃくちゃ上手くなりたい。 観客全員の視線を自分

          踊りたい欲

          働き始めて半年、仕事。

          世の中に必要な仕事なんてほんとうは一つもないんじゃないか。 人が、むりやりにやるべき事を作って、価値をつけて意味をつけて、これが仕事だよと呼ぶようになり、何年も何年もかけてたくさんの仕事ができあがった。なくなったりもした。 ほんとうは、仕事と呼ぶ必要なんかないはずなのに、生きるためにはお金が必要だから、お金が生み出される仕組みが必要で、その中でやっぱり働かなきゃいけなくて、だから仕事がある。 それと、仕事は人生だから自分らしさがあった方がよくて、楽しむ方がいいって声が方

          働き始めて半年、仕事。

          163円

          どうしてそうなっても、何も思わないのか楽しいのか。手数料分しか残っていないじゃないか。 この3桁になったのは、浪費したわけじゃない他のタイセツな経験のために投資をしたんだ! という自分。いい聞かせる自分。そう思いたい自分。そうだよと言われたい自分。 そんなあれこれを考えながら、25日になればまた同じ金額が振り込まれる。その安心感は何者にもかえがたい。そしてその同じ金額のお金が、きちんと自動的に振り込まれるたび、わたしも自動的にきちんと働いていることを証明する。けっこうきち

          作業服通勤

          仕事を作業と呼ぼう オフィスカジュアルを作業服と呼ぼう 仕事と作業は何が違うのだろう。 一人で1日の大半をミーティングするでもなくpcに向かう。誰とも話さない。話さなくてもいけてしまう。誰にも邪魔されず自分のペースでやることを済ませていける。そこに自主性がなくても大丈夫。頬の筋肉がときどき心配になる。 これは作業だ

          作業服通勤

          An explainable thing

          People want to be convinced themselves, so we often seek things that are explainable, and then we tend not to believe in intuitive things. For example, when quitting a job we think we need to have a proper or explainable reason such as im

          An explainable thing