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出版して生きづらさについて考えてみた

生きづらさの種類と深度において、その個人がどのように考えるかで、生きづらさの解釈も多面性を帯びてしまうので、どこかで交通整理をしなければならない。

生きづらさについて、今回語る上で、生きづらさの因子は6つだと定義づけし、その6つの因子の中の最も影響を受けている悩みを当事者が克服すれば、生きづらさを解消できると仮定する。また、生きづらさを解消ができるだけでなく、解消の延長線上に幸せを感じられるかという視点も重要かもしれない。生きづらさが解消されただけで、急行列車のように段階を踏まずに駅を5つくらい超えられる推進性があるとするならば、生きづらさと幸せは直結しているのかもしれない。



最終着地点として、生きづらさの6つの因子を違う角度から捉えて、「生きづらさ」の項目は2種類まで絞れないだろうか仮説を立て文章を書いている。どちらの属性に今いるのか認識することによって、当事者が感じている生きづらさが少しでも緩和できればいいなあいう想いもあり、できるだけ筋道立てて考えてみたい。


もしかしたら、ただの言葉遊びにつきあわせてしまうだけかもしれないが悪しからず。


生きづらさの6つの因子は以下にします。

1.人間関係に複雑さ
2.社会的な圧力
3.価値観や信念の不一致
4.自己評価の低さ
5.精神的な健康の問題
6.経済的な不安

生きづらさは6つのどこかに隠れていると定義します。

生きづらさの延長線上に

幸せに向かうこと=ウェルビーイングの追求だとここでは定義しましょう。

ではウェルビーイングとは何かについて定義づけると、手っ取り早くアメリカで推奨されているウェルビーイングの5原則を使用させてもらう。

ウェルビーイングの5つの定義

アメリカで提唱された「ポジティブ心理学」の分野ではウェルビーイングを構成する5つの要素として、

1.ポジティブ感情
2.エンゲージメント
3.良好な人間関係
4.意味や目的
5.達成感

がウェルビーイングに良い影響をもたらすことを実証し、ウェルビーイングが注目されるようになった。5つの要素を詳細は今回説明するのは割愛させていただくとして、

生きづらさになる因子6つとウェルビーイングの要素となる5つの考え方を分解してごちゃ混ぜにし、この分かりづらい「生きづらさ」というものを繋ぎ合わせて、パズルがうまく完成できないだろうか考えてみた。

まず、その前に生きづらさの6つの因子の前半部分は

1.人間関係に複雑さ
2.社会的な圧力
3.価値観や信念の不一致

であるが、この生きづらさは自分が努力をしたとしても避けられないものもある。外的圧力を本人が感じたら、どうしても生きづらさは感じてしまうもので、それは他者の影響を強く受けてしまうものである。

いざ新入社員として、どんなにがんばろうと思っていても気の合う上司や気の合う同僚と巡り合わなければ、社会人ライフは謳歌できないだろう。

どんなに意気揚々と革新的なプレゼンを上司に嘆願しても、会社の経営状況や経営判断によって導かれた相応の内容でなければ、どんなに正論を唱えても採択されないだろう。

自身の経験でいえば、20代は転職の連続だった。

やる気がなかったわけでもない、営業成績が悪かったわけでもない、上司にむやみやたらに嚙みついたわけでもない。

しかし、生きづらさは確かに感じていた。

転職を繰り返すたびに、感じる違和感,……

分かりやすくいえば、その違和感は能力主義や成果主義では語れない異質なものであり、

例えば
正社員VS派遣社員の権威的格差

異常にリーダー権限に重きを置いた組織

トカゲのしっぽ切り人事考課 など

これらのいびつな関係性は

1.人間関係の複雑さ よりも、
3、価値観や信念の不一致 から起こった
 
「生きづらさ」かもしれない。

 
                      今日は寝ます。


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