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黒板とチョークの音が恐くても「誰かに習える」環境が整った/わたしが出会った次世代の師匠たちの話

30半ばを過ぎて、自分が何かを始めようと思い立って動きたした昨年末から。色んな技術や知識を取り入れていくうちに、年齢や性別、カラーもできることもバラバラな師匠たちと出会いました。今日はそんなお話です。

次世代の師匠たちは「知識を持ちすぎる前に」リリースできる者たち

わたしが縁のあった師匠たちは、皆さん有識者なわけですが、知識を重たく体にまとわせている方はひとりもいらっしゃらなかったです。

みんな明るくて軽くて透明感があって、半分人間じゃないような雰囲気があります(ジャンルの問題?)

人に教わるのが超絶苦手で、基本独学・学校はほぼ中退、教室で学ぶことが恐怖、テストだけ受けるわたしでしたが、今回は短期間で複数のことを『さいごまで学べた!』のです。

わたしが従来型の指導で圧倒的不利だった理由である

・先生・教室・学校恐怖症
・独学に限界を感じるけれど独学しかできない
・頼りたいけど人とかかわるのが超苦手・・・
・目上の人からの人格否定経験アリ
・毎日通うが無理
・知りたいよりも使いたい

に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

もちろん、その分野のカラーはあると思うのです。あくまでここでは、わたしが実際に体験したお話をベースに「こんな師匠とは良好な関係が築けたぜ★」という、次世代の師匠たちの特徴をご紹介します。

①教えたい人

わたしの師匠たちは、その道での経験実績を持ち合わせている方もいらっしゃったのですが、シンプルに「教えたいから先生になった」タイプが圧倒的多数。

経験と実績があるから指導できる立場になりうる、みたいなマインドとはちょっと違くて、もっとヘルシーです。

「この技術をシェアしたい!」「これをもっと広めたら面白そう」

という感覚が勝っていて、「先生なりたて」の方もいらっしゃいました。けれど、そこに心もとなさがまったくないのが、ほんとうに不思議で。

個人的には動機が明確だからだと考えています。行きがかり上、生活のためなど、消去法で先生役やってないです。

また、教えること以外のバックグラウンドや表現、世界観や独自性を持っているので、一応の基礎になる教材はあれど、画一的じゃない印象を受けました。

この人から教わってよかった!感を得られるのです。かつて入塾するまで先生を知らない環境でパワハラとグルーミングを経験したわたしとしては、これは奇跡的かつファンタスティックなことなのです。

そして重要なことに気付きました。ここまで書いて、みなさん「教えることもできるよ」ってだけで、そもそも先生を名乗ってない!笑


②ハブにはなっても教祖的ではない

リーダー気質な先生にガンガン進めてほしい方、それが向いている方ももちろんいますが、わたしのような学びに対して奔放なタイプは、教祖的で自らの知識に絶対の信頼を持ち、自らの知識こそ正義、統制しようとするタイプの先生は支配的恐怖感で、奥歯がガタガタしてきます。

これも波長だな、と思うのは様々なエネルギーワークも、心理学のジャンルも、ビジネスの進め方のジャンルの師匠たちは、こぞってファシリテーターの素養を持っていました。

ファシリテーション(facilitation)とは、一言でいうと「会議やミーティングを円滑に進める技法」のことです。
具体的には、参加メンバーの発言を促しながら、多様な意見を瞬時に理解・整理していき、重要なポイントを引き出しつつ、議論を広げ、最後には議論を収束させ合意形成をサポートする、こういった一連の行動を指します。
ファシリテーションの役割を担う人のことを、「ファシリテーター(facilitator)」と呼びます。

引用:「ファシリテーションとは?役割と必要なスキル、具体的なやり方」https://mba.globis.ac.jp/careernote/1301.html

上からじゃないのです。柔軟に横にも下にも斜めにも立場を移動させながら、自ら中継地点になって、情報を共有して、意見や考えを収集して、伝えながら組み替えたり深めたり、わかりやすく咀嚼して伝えたり。

ファシリテーションの最大の目的は、参加メンバーの「腹落ち感」を生み出すことです。
「腹落ち感」とは、各々が会議の目的と理由を深く理解しながら、あるべき姿を自ら描くことができ、当事者レベルを持てるレベルで納得している状態を指します。

引用:「ファシリテーションとは?役割と必要なスキル、具体的なやり方」https://mba.globis.ac.jp/careernote/1301.html


③学び終わった後のフォローアップ重視

連絡がみんなマメ。一対一のやりとりを丁寧に行ってくれるのです。おそらくたくさんの人とやり取りをしているだろうに、大変だろうなと思いつつ、ありがたく、わたしも疑問が出るたびに連絡させていただいています。1on1のフォローアップってこれからの時代とっても大切になってくるのだと思います。

学んだあとの、さらに自分なりに学びを勧められるような環境を整備している印象があります。サロンだったり、コミュニティだったり、金額や規模に独自性はありますが、教わった側の繋がりも視野に入れて、全体に対しての寄る辺になっている印象です。

④教え子が師匠のファン

「学びたい〇〇ができる人だから」というのはもちろんのこと、皆プラスアルファを持っています。ブログめっちゃ好きとか、著書が好きとか、SNSの雰囲気が好きとか、雰囲気がやさしそうとか、それこそ「それ理由になるの?」みたいな理由で、教えてくれる人を「自分から選びに行ける・選ぶ」のはありがたいです。

ここのスクールに入ったら、その指導ができる先生をあてがえます、ではなくて「先生のキャラクターありき」な展開をしています。

もちろんだからといって、目に見えて強烈な個性ばかりかというと、それは好みなので、カラーは千差万別です。大味なようで実は情報を精査したうえでシンプル化しているだけだったり、薄味だけどダシが効いている方、一見わからないけれど実は隠し味に輸入物使っているぐらい、専門性にコアな方もいらっしゃったり。

色々何でも発信できる時代だからこそ、教えてくれる人を探す楽しさがあるような気がします。

⑤みんな連絡の文章が短い!笑

必要な要点をポコッとサクッと返事をくれます。すごく丁寧に長文を下さることもあるのですが、毎回ではないんですね。これはすごく教わる側にとって負担が少ないと感じます。

テストだけ受けて成績を担保してたみんな!学びやすい時代きたぞ!!

それこそ占い的にみると、わたしは本来すごく指導者向きな星を持っているのですが

そもそも

①教室怖い・ストロングスタイルの指導怖い・チョークの音怖い
②毎日通えない
③合格よりもその英知を使い倒したい

な人間では、先生になるまでのルートがほぼほぼ絶たれていました。

けれど、わたしが出会った複数人の師匠たちを見ていると

①そもそも教室なし・基本平常心な進行・資料はデータ
②自宅でできる
③採用試験があまりない

「わたしでもいけるんじゃないか」と、謎のワクワク感が湧いてきております。

これまでのように、自分ひとりでオーダーメイド的に文章やデザインなどをコツコツ作っているのも大好きなのですが、これからスピーカー的に「わたしの話をしようか」と直接展開できるなら、なにを伝えたいかな~どんなことができるかな~と創造するのが楽しい最近です。

インプットに加えてアウトプットを想定する目的が広がれば、知識の付け方も、根拠のとり方も、変わってくると思うのです。みんな自由に楽しく生きていきたいですよね♪

長くなりました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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