魔法少女のなり方

私は魔法少女です。

魔法少女になったきっかけは、''職業''魔法少女の存在を知ったから。あ、お仕事にしちゃえば私でもなれちゃうんだって気づいたの。だから、なった。

17の時、英語の先生にどうしたら魔法少女になれると思う?と質問をしたことがあります。回答は、世界が君を必要とすればなれる気がします、でした。

19の時、自己紹介の場を設けられて私は魔法少女をしていますと言いました。イタいとか思われても全く気にならなかったです。そんな安い感性どうでもいいので、、嘘ついてるわけじゃないし。

ギリ20の現在、私は工場で創られたプラスチック製のステッキを週に3回ほど使っています。トップに付いた大きなピンク色のハートと水色のリボンがお気に入り。お揃いのペンダントも、肌身離さず身に着けてる。これさえあれば私が魔法少女っていう説得力が増すからね。

私はアニメみたいなキラキラのビームは撃てないし、ケガを治すとかそういう華やかな魔法は使えないです。あ、人を笑顔にする魔法が使えます(笑)なんてつまんない魔法も使わないよ。それは魔法の力じゃないからね。まあ何の魔法が使えるかは企業秘密だから言えないんだけど…

私は魔法少女という存在が大好きで、ずっとずっと憧れていました。ゆめかわいさの塊で、可愛いで世界を塗り変えていく姿がたまらなく好き。脳汁どばどばでちゃう。私もちゃんとできているかな。

皆も、なりたい者にはなった方がいいです。なりたいという気持ちだけで、貴方はそれになるべき資格がある。素質もある。この世は言った者勝ちやった者勝ちの世界だから、言い続けていれば、諦めなければいつか本当のホンモノになれるよ。多少の努力は必要だけれど。

ね、今日から私と一緒に魔法少女しよ。
君ならなれるよ。

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