メンタル
最近はそうでもないが、有るとついやってしまうUFOキャッチャー。
昔、リラックマのぬいぐるみとか、必死こいて取ったのであった。
500円いれると6回できる。
頑張って5回目で、「おお、あと1回で落ちるな」というところまで漕ぎつけると、、、、。
「あと1回で落とせる」と思ったとたん、
メンタルが動揺し、スキルがガタガタ に落ちるのだ。
凡ミスをして、さらに100円追加し、またミスをし、また100円追加し、
あちゃー、あかんやん、と、500円追加し、、、、、。
このメンタルの弱さはなんなのであろうか、、、。
スポーツを観ていて、良くそういう場面に遭遇する。
ここで決めれば、という時に決まらない。
しかし、ここで決めれば、という時に決めてしまうすごい選手もたくさん居るの だ。
しかし、、、、、。
シュート23本、コーナーキック14本、ボール支配率66%、で、無得点、、、、。
1点だけとれば楽勝できる試合だったのだ。
これはメンタルの問題なのだ。
決めようと思うと決まらないメンタルなのだ。
サッカー日本代表を考える時、いつもチラっと思うのは、
「いい奴ら」で弱いのと、
「いやな奴ら」で強いのと、どっちがいいだろう、と いうこと。
どうしても心情的には弱くてもいいから「いい奴ら」であって欲しいと思ったりしてしまうのであった。
そんな事だから勝てやしないのであった。
それでもまだ、勝てなくても「いい奴」のほうがいいよ、とか思うのであった。
追いつめられると思考が停止するのは日本人の伝統的な特徴なのではないか
と思っ たりする。
日本軍のゼロ戦にこてんぱんにやられてしまった米軍は、
捕獲したゼロ戦を分解 し、分析し、冷静にゼロ戦の弱点を探し出し、対策を立てたのだった。
実に有効な対策を立てたのであった。
これによって、ゼロ戦はどんどん撃墜される様になる。
日本はどうだったか、追いつめられると思考停止し、「やけ」になるのであった。
爆弾をかかえて突っ込むとか言いはじめるのだった。
神風特別攻撃隊が10機行って、そのうち1機でも空母を大破できれば「おんのじ」、などという事を考えてしまうのだ。
「考えた」というよりは「思った」とでも言っ たほうが良いのかもしれない。
しかし、突っ込む前に撃墜されてしまうのだ。
そんな事言ったって、もう他にやりようが無いではないか、というのも解るけれ ど、これがアメリカ人だったらどうしていただろうか。
もしかしたら冷静に現実 的に作戦を考えたかもしれないのだった。
この、伝統的なメンタルに合わせて、失敗したことがない、窮地に陥った事がな い、という経歴の若者が多く居るのだとしたら、ワールドカップで上位にという のは、かなり難しいのだと解るのであった。
ドログバが1人出てきただけで、恐怖のズンドコに堕ちてしまうのだ。
、、、、、、、、、、。
こういうことを考えるといつも思うのは、
子供時代に強く叱られたり、引っ叩かれたりするのは必要な経験なのではないか、ということだ。
褒めて伸ばすのもいいけれど、それと併せて強く叱ったり、お尻をたたいたりすのは、子供時代だからこそ経験させるべきなのではないかと思うのだ。
叱る為に叩くのは、暴力とは違うはずだと思うのだ。
昔から、拳固で殴るのは暴力だが、平手で打つのは暴力ではないのではなかった のか。
上司に叱られただけで会社を辞めようと思ってしまうくらいなら、
子供時代に強 く叱って育てたほうが良いのではないのだろうか。
こうして、リラックマのぬいぐるみを500円でとれるところを、
2000円使ってと るのであった。
日本人はみんな、優しいんだね。
だからメンタルが弱いんだね。
うん、メンタル弱くても、優しいほうがいいよね、ってことで、いいのですよね?
いいのですか?
いいんじゃないかなぁ、、、、。
良くないのかなぁ、、、、。
優しくて弱いのと、
キツくて強いのと、どっちがいいんでしょうか、、、、、、、。
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