見出し画像

そういう並行世界の私 追記あり2023/01/12 22:37

小学生時代、自宅での勉強をほぼした記憶がない。宿題の出ない小学校だったことは以前、

アクティブラーニングみたいなやーつを四十数年前にしていた小学校に通っていた、あと一番最後に東京の悪口|カワイ韓愈 / 카와이 한유|note

に書いた。そういう環境だったので自宅で教科書をひらいて予習復習をした記憶が一切ない。子ども向けマンガで「宿題を終えてから遊びに行きなさい!」みたいな小言を言われているコマも別世界の出来事だった。弟も妹も自宅できっと勉強などしていない。
そうすると小学校にいる以外の時間には何もすることがない。テレビを観るか本を読むかレコードを聴いているかくらい。明るい間はグローブとバットを持って近所の大きめの公園にいくとかそのくらい。あと一部の人はサッカー。
あの当時ファミコンがあれば一日中やってただろうし(いろんなゲームの全レベル上げ、全ステージクリアを二十代終わりくらいまでやってた)、あの当時スマホを持っていたら一日中いじっていただろう(現にいまこの年齢になってもずっとPC前にいる)。危ないところだった。私がただのダメな人間にならずに済んだのはあれらの発売と普及の時期が子ども時代と重なってないからという部分が大きいのではないか。
数年前まで荒野行動をやってた。一日中やってた。PCのスペック的なものと、ゲーム配信側のPC軽視が露骨にわかってやめた。パズルゲー、落ちゲー、格ゲーも飽きる。RPGなんかも飽きる。荒野行動も含め、きっと二度としない。
子ども時代にゲームその他をやりこんでそろそろいいか飽きたな、のころに二十代半ばを迎える、そういう並行世界の私はさぞ苦しい人生を選んだことだろう。ゲームとネットばかりしてきっと高校も大学もまともに行けていないはずだ。そこらへん、ズレててくれてよかった。

追記 TikTokで謎踊りしてる連中をバカにしてるが、もしかしたらあそこで謎のダンスをしてるのが底辺校の私だったかもしれないと思うと恐ろしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?